出版社内容情報
世界中が涙したあの名作が17年を経て蘇る
大恐慌の嵐が吹き荒れる1932年のアメリカ南部、コールド・マウンテン刑務所の死刑囚舎房。刑務所内の電気椅子へと続く通路は、床に緑のリノリウムが張られていることから通称〈グリーン・マイル〉と呼ばれている。
ここに、双子の少女を強姦殺害した罪で死刑が確定した黒人男性ジョン・コーフィが送られてくる。看守主任のポールは、横暴な新入り看守や、問題ばかり起こす兇悪な死刑囚への対応に日々追われる一方で、巨体ながら穏やかでいつもさめざめと泣いているコーフィに一抹の違和感を抱いていた。そんなある日、ポールはコーフィの起こしたある奇跡を目の当たりにしてしまう……。
全世界で驚異的ベストセラーとなり、映画も大ヒットしたエンタテインメントの帝王による不朽の名作が、日本では17年の時を経て蘇る!
【編集担当からのおすすめ情報】
本作は、言わずと知れたホラーの帝王スティーヴン・キングの代表作です。アメリカでは1996年、日本では翌97年に初版され、全世界で大ベストセラーとなりました。
日本では17年ぶりの復刊にあたり、翻訳は初版と同じ白石朗さん、装画は『11/22/63』などのキング作品でおなじみの藤田新策さん、カバーデザインは今年度の「講談社出版文化賞 ブックデザイン賞」を受賞した名久井直子さんが担当されます。また下巻巻末に収録された解説原稿は、長年のキングファンである作家の冲方丁さんに執筆いただきました。
キングファンの方はもちろん、日頃海外文学に触れる機会のない方も、初版の時はまだ子供だった若い方も、世界屈指のストーリーテラーによる圧倒的な世界をご堪能ください。
スティーヴン キング[スティーヴン キング]
著・文・その他
白石 朗[シライシ ロウ]
翻訳
内容説明
大恐慌さなかの一九三二年、アメリカ南部、コールド・マウンテン刑務所。電気椅子へと続く通路は、床に緑のリノリウムが張られていることから通称“グリーン・マイル”と呼ばれている。ここに、双子の少女を強姦殺害した罪で死刑が確定した黒人男性ジョン・コーフィが送られてくる。看守主任のポールは、巨体ながら穏やかな性格のコーフィに一抹の違和感を抱いていた。そんなある日、ポールはコーフィの手が起こした奇跡を目の当たりにしてしまう…。全世界で驚異的ベストセラーとなったエンタテインメントの帝王による名作が、十七年の時を経て鮮やかに蘇る。
著者等紹介
キング,スティーヴン[キング,スティーヴン] [King,Stephen]
1947年、アメリカ・メイン州生まれ。高校教師を経て、1974年に『キャリー』で作家デビュー
白石朗[シライシロウ]
1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米小説翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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