小学館文庫
二〇世紀最大の謀略―ケネディ暗殺の真実

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  • サイズ 文庫判/ページ数 485p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094088809
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ケネディ暗殺の「真犯人」は誰だ?

ケネディ没後50年特別企画。

2013年11月22日でアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの暗殺から50年が経った。ダラスでの暗殺劇の謎に日本人ジャーナリストとして最も早く注目し、その真相に迫った落合信彦氏の衝撃作『決定版 二〇三九年の真実』を増補文庫化。

多くの証拠物件が政府により「2039年まで公開されない」と制限されている中、本書は丹念な取材と検証により数々の事実を暴いていく。

・オズワルド単独犯行説の矛盾
・重要証人の相次ぐ変死
・不可解なダラスでのパレードルートの変更の裏側
・説明がつかない「大統領を撃ち抜いた弾丸」の軌道
・ケネディに恨みを持つマフィア・コネクションの存在
・ある重要人物が暗殺当日のアリバイで「ウソ」をついていた

ケネディ暗殺の背景にある超大国・アメリカの巨大な闇に迫った。

内容説明

誰が、なぜアメリカの若きリーダーを殺したのか?一九六三年十一月二十二日にジョン・F.ケネディ大統領が暗殺され、五〇年が過ぎた。その裏の謀略にいち早く注目した著者が、真相に迫った衝撃作『決定版二〇三九年の真実』を増補文庫化。米政府が多くの証拠物件を「二〇三九年まで公開しない」とする中、数々の事実や背後関係を発見していく。実際に引き金を引いたのは誰だったか?重要証人が相次いで変死、大統領を恨むマフィアたち、ある重要人物がついていたアリバイの嘘―真の改革者を消し去った超大国アメリカの深い闇を暴く。

目次

第1部 「二〇三九年の真実」(アメリカが犯した二つの罪;囮にすぎなかったオズワルド;タブーに挑戦したケネディ兄弟;大統領を憎んだ男達;カストロ暗殺計画の失敗;リチャード・ニクソンの陰謀;エピローグ)
第2部 ポストスクリプト一九九三

著者等紹介

落合信彦[オチアイノブヒコ]
作家・国際政治ジャーナリスト。アメリカのオルブライト大学、テンプル大学大学院で国際政治学を専攻。オイルビジネスに従事し、ジャーナリストに転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

14
著者の推論が正しいか否かはわかりませんが、綿密な取材に基づいた結論は説得力がありました。しかし2039年になっても真相は明らかにされないのではないかなと思いました。2022/07/26

ゆずこまめ

2
えぇ…ニクソン… 本当か。本当なのか。 とりあえずオズワルドの単独犯行にしては関係者の死が多すぎるけれど。 おそらく真相が明らかにされることは永遠にないのではないか。2020/01/28

Haruto Morikawa

2
落合信彦がケネディ暗殺の真実に迫る。ケネディは軍縮と人種差別撤廃を掲げ、その実現を絶大な人気を背景に強力なリーダーシップと実行力で次々と成し遂げていくが、それまでキューバ問題・ソ連との冷戦関係・麻薬シンジケートを背景に謳歌してきた者達が業を煮やす。そして軍産複合体・シンジケート・ニクソンの利害が結びつき、シンジケートが暗殺用に養成したオズワルドが知らぬ間に罠に嵌る。暗殺が実行され、その実態を調査するために設置されたウォレン委員会はFBI/CIAにより骨抜きにされ真実は闇に葬られた。2013/12/15

totssan

1
 JFK事件から60年、本書をたまたま発見し興奮と恐怖を感じつつ読了。かつてアメリカンバイオレンスという映画でこの衝撃事件を知るものの、そのまま速攻で忘却。数十年を経て復活。恐らく本書の内容がビンゴなのだろう。真実は2039年の文書公開(続)を持ってしても不明のままだろうが、ベトナム戦争前後のアメリカの一つの歴史を一つの事件から見ることができる。  著者は良く名前は知っていたが、コーヒー?のCMのイメージが強く・・それが最近たまに見る若手学者落合陽一氏のおとんであることを知りびっくり。2023/09/04

うたまる

1
「やつらはわれわれ全員を殺すつもりだ。これは陰謀だ。これは陰謀だ。皆殺されるのだ!」(リンドン・ジョンソン副大統領)……JFK暗殺の謎に挑む名著。表に出た証言や証拠を集め合理的に推理すると真相はこうなる、という説得力あるルポルタージュ。これをノンフィクションと言いたいところだが、捜査攪乱のためダミーやフェイクの証言も混ざっているだろうから確言は控えよう。それにしても、この事件一つでアメリカという国の評価はガタ落ちだ。民主主義も、人権も、ジャーナリズムも、何一つ手本になりえない。憧れるのも程々にすべきだね。2018/08/13

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