出版社内容情報
2020年東京大会決定で、緊急発売!
2020年東京大会決定!日本に再び感動と熱きドラマがやってくる。敗戦国日本の復興を世界へと知らしめたのは前回、1964年の東京オリンピック。奇跡といわれた成功を陰で支えた人々のたゆまぬ努力を描いた傑作ノンフィクションがついに文庫化。
「東京」から「TOKYO」へと世界に日本の復興と実力を知らしめた大舞台。この成功により日本は世界の表舞台に躍り出た。この成功の裏で苦闘した仕掛け人たちのドラマを克明に描く。
予算的にも規模的にも空前絶後の大プロジェクトであった東京オリンピック。各分野から集められた建築家、技術者、カメラマン、デザイナー、シェフ、映画監督、作曲家たち。若く実力もある彼ら、しかし問題は誰ひとりとしてオリンピックを経験したことが無かったことだった……。彼等はいかにしてオリンピックを成功に導いたのか。著者が15年に渡り徹底取材した読み応えのある一冊。本書に登場する人々-市川崑、宮川一夫、黛敏郎、亀倉雄策、谷川俊太郎、高峰秀子、植木等、村上信夫、飯田亮(一部)。NHK、朝日新聞、日経新聞、週刊文春ほか各メディアで大絶賛された傑作ノンフィクション。
内容説明
敗戦からの復興と繁栄を世界に知らしめた日本初のオリンピック。この大会のために集められその後の日本のシステムを変革させていった若き精鋭たち。選手村食堂で一万人の選手の食事作りに命を燃やしたシェフ。驚く方法で伝説の五輪ポスターを作り上げたデザイナー。歴史に残るドキュメンタリー作品を作り上げた映画監督ほか、知られざる奇跡の物語。徹底取材十五年、単行本刊行時にはメディア各社で絶賛された傑作ノンフィクションを文庫化。ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞作。
目次
第1章 赤い太陽のポスター
第2章 勝者を速報せよ
第3章 1万人の腹を満たせ
第4章 民間警備の誕生
第5章 記録映画『東京オリンピック』
第6章 ピクトグラム
第7章 宴の遺産
著者等紹介
野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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