出版社内容情報
元NHKアナウンサーが綴る名エッセイ
50年間、女性アナウンサーの第一人者と誰もが認める王道を歩み続けてきた著者にも、不遇と思える時代があった。押し寄せていた仕事の数が減り、心穏やかでない風が吹き出した。いきなり訪れた空白の時間、著者が真摯に向き合ったのが古典の『枕草子』。そしていま、彼女はラジオや講座での原文朗読をライフワークとしている――。
NHK時代のみずからの体験や、放送の現場で出会った“人生の先輩”たちとのエピソードなど計45本のエッセイから伝わってくる、生き方の鍵のメッセージ。
内容説明
一九六三年にNHKに入局以来、屈指の実力を誇るアナウンサーとして活躍。在局中は「ラジオ深夜便」アンカー、「小さな旅」の旅人、ドキュメンタリーや大河ドラマのナレーションなどで人気を博し、退職後も「NHKアーカイブス」初代ナビゲーター、ラジオでの「古典講読」など、第一線で活躍の幅をさらに広げている。そんな言葉のプロが、ライフワークのひとつとなった古典との出会いや、『枕草子』とのユニークな付き合い方、放送の現場で出会った魅力ある人々や体験などをしたためたエッセイを文庫化。年齢を恐れず、心豊かにすごす“生き方の鍵”が詰まっている。
目次
第1章 何を大事に生きるか(何を大事にしていくか)
第2章 こころを動かす言葉
第3章 生き方のメッセージが聞こえる
第4章 古典を楽しく
第5章 人はいつも旅の中
第6章 言葉の心、ゆとりの心
著者等紹介
加賀美幸子[カガミサチコ]
1963年、NHKにアナウンサーとして入局。「夜7時のTVニュース」をはじめ、大河ドラマやドキュメンタリーのナレーション、古典まで幅広いジャンルで活躍。1997年、理事待遇エグゼクティブ・アナウンサーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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