出版社内容情報
7月13日全国公開映画の完全ノベライズ
最高レベルのレスキュー能力を要求される特殊救難隊の一員となった海上保安官・仙崎大輔。彼の長年のバディであった吉岡哲也もひと足早くその隊員となっていた。妻・環菜は2人目の子どもを妊娠中で、長男・大洋も元気に成長を遂げ、そんな家族を支えにして過酷な訓練と任務に勤しむ大輔だったが、副隊長の嶋一彦からは、危険を顧みない救助姿勢を非難されてしまう。そんな折、シドニー発羽田行きのジャンボジェット機のエンジンが炎上する事故が起き、ジャンボジェット機は東京湾上への胴体着陸を余儀なくされる。機には吉岡の恋人でキャビンアテンダントの矢部美香も乗っている。日没が迫り、海上への着水も不可能になってしまうが、大輔は海上に誘導灯となるライトを並べることを提案する。機の燃料がもつのは60分、海上着水が決行されても救助にかけられる時間は機体が沈むまでの20分間。それまでに乗員乗客を救出しなければならない。特殊救難隊・仙崎は敢然と着水現場に向かうのだった。
【編集担当からのおすすめ情報】
「特殊救難隊」と「ジェット機の海上着水」。シリーズ最大の見せ場をノベライズで余すところなく描いています。
内容説明
シドニー発羽田着のジャンボジェット機のエンジンが爆発。機は日没前の東京湾への海上着水を余儀なくされる。最高レベルのレスキュー能力が要求される特殊救難隊の一員となっていた海上保安官仙崎大輔は、長年のバディ吉岡哲也とともに現場へ向かう。仙崎の発案で海上にライトを並べて滑走路をつくることになるが、ジャンボジェット機の燃料は持ってあと六十分。着水に成功しても、機体が沈む二十分間で乗客を救出しなければならない。しかも機内には吉岡の恋人・由香がキャビンアテンダントとして乗り合わせていた。手に汗握る緊迫のドラマを完全ノベライズ。
著者等紹介
大石直紀[オオイシナオキ]
1958年、静岡県生まれ。関西大学卒業。98年『パレスチナから来た少女』で日本ミステリー文学大賞新人賞、2003年『テロリストが夢見た桜』で小学館文庫小説賞、06年『オブリビオン―忘却』で横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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