小学館文庫<br> 左京区七夕通東入ル

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小学館文庫
左京区七夕通東入ル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094087093
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

キュートな「京都の恋」を描く青春恋愛長編

「たっくんて呼んでいい?」京都での学生生活も4年目を迎えた七夕の夜、主人公の花は友人のアリサから合コンに誘われ、たっくんと出会う。三条木屋町の店にひとり遅れてあらわれた彼は、その場にはそぐわない一風変わった雰囲気の持ち主だった。文系の学生で数学嫌いの花にとって、理学部数学科のたっくんは謎に満ちていて、彼の暮らす学生寮の友人たちもかなりキテレツな理系男子ばかり。食べ物にうるさい巨漢アンドウくんの研究対象はミクロの遺伝子、おかっぱ頭のヤマネくんは工業化学科で専攻テーマは爆薬。ゆかいな仲間たちに囲まれ、花はこれまで経験しなかった不可思議でにぎやかなキャンパスライフに巻き込まれていくが、いまどき携帯電話も持たないたっくんとの距離はゆるやかにしか縮まらない。バイト先の古着屋の店長・陽子さんらの助言を受けつつ、やがて花は恋のライバルが「数学」であることを知る――。寮でのたこ焼きパーティー、鴨川デルタでの花火、自転車デート、学園祭、卒業旅行……学生の街・京都を舞台に、かけがえのない時間と仲間たち、ほっこりと育まれる等身大の恋を描く。甘酸っぱい記憶を呼びさますたまらなくキュートな青春恋愛小説。


【編集担当からのおすすめ情報】
単行本刊行時、多くのメディアから注目を集め、『ダカーポ最高の本2010』では「女子読み恋愛小説第1位」に選出された話題作の待望の文庫化です。
『うさぎパン』が人気の著者による、乙女度急上昇間違いなしのキュートなキュートな青春恋愛長編。2012年4月刊行の単行本『左京区恋月橋渡ル』は本作の姉妹編で、どちらの作品からでもお愉しみいただけます。

内容説明

「たっくんて呼んでいい?」京都での学生生活も四年目を迎えた七夕の夜、わたしはたっくんと出会った。文学部のわたしにとって、理学部数学科のたっくんは謎に満ちていて、彼が暮らす学生寮の友人たちもどこかキテレツな理系男子ばかり。ゆかいな彼らに囲まれて送るキャンパスライフは不可思議でにぎやかだけれど、たっくんとの距離はなかなか縮まらない。やがてたっくんを夢中にさせている恋敵がわたしの前に現れ―。かけがえのない学生時代と仲間たち、ゆるやかに育まれる等身大の恋。甘酸っぱい恋の記憶を呼びさます、たまらなくキュートな青春恋愛長編。

著者等紹介

瀧羽麻子[タキワアサコ]
1981年、兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

253
京都の街のリアルな描写を、まるでスナップショットのように切り取って描いていく瀧羽麻子さん。その素晴らしい筆致にただただ魅了されるこの作品。『タコパ。花火。学祭』とリアルな大学生活の魅力を存分に感じることのできるこの作品。そして、『ふたり乗りの自転車をこぎながら、振り向いた横顔』、『なんか、どんどん好きになる』、と花と龍彦の恋の物語が絶妙な温度感でゆっくりと穏やかに描かれるこの作品。そこに展開される眩しいほどの青春を感じさせる作品世界に、いっ時を忘れてすっかり魅了されてしまった、そんな絶品だと思いました。 2021/11/06

射手座の天使あきちゃん

183
出会いの瞬間に運命の相手と感じるなんて、花ちゃんスゴイですぅ~♪ でもライバルは強力ですぞぉ、なにせ「フェルマーの最終定理」なんてのが相手でしょ(笑) 脇役キャラのヤマネくん「アンガールズ」の彼を想像して一人で吹きまくりぃ! <(^_^;  爽やか・キュートな花ちゃんに幸あれ!!2012/07/26

hnzwd

173
キラキラしてる文系女子と、草食系?理系男子の恋模様を、京都という魅力的な舞台で描いた一冊。ベタ甘じゃないのにキュンキュンくるのはいい感じ。数学科男子の変な感じを結構上手に表現してますが、現実は、、、もっと変人で、もっとどうやって生きてるのかわからない人も存在するという。。甘々まではいかないのも読みやすくて良かったです。2015/02/20

❁かな❁

171
とっても初々しく可愛い♡京都を舞台にオシャレな文系女子の花ちゃんと理系男子のたっくんが出逢い…。最近、京都に行ったところなので頭の中に風景が浮かびやすく読みながら京都にいる気分でした♬数学バカのたっくんがキュンとさせるつもりで言ってない言葉でも花ちゃんと同じく私もキュンとして感動して数回涙してしまいました♡ヤマネくん、アンドウくんもいいです♪姉妹編ではヤマネくんが主人公とのことで気になります♡「恋をして、弱くなって強くなった」って共感*もう学生じゃないのに感情移入しまくり(笑)甘酸っぱくて可愛いお話♡2017/02/25

ユメ

170
再読。キャンパスに顔を出して、バイトして、自転車で碁盤の目を駆け回って、恋をして…自分の大学生活が花に重なって、この物語をすっかり私のものにしていた。恋に落ちる感覚、片想いの楽しさ、モラトリアムの終焉への焦燥感、ひとつひとつに共感できる。もちろん、片想いは幸福だけでは成り立たない。「七夕」という語は花の恋を象徴しているかのようだ。それでいてこの本は、ずっと梅雨の合間の晴天のような印象を失わない。振り返ったらきっと「青春」と呼びたくなるような時間が切り取られている。今年の夏は、私も可愛い服をたくさん着よう。2015/03/12

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