小学館文庫
ダークサイド

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 554p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094086256
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ゴールド・ダガー賞作家、受賞後第一作!

ロンドンから遥か西へ三百キロ、エクスムーア国立公園内に位置する寒村シップコットで、寝たきりの老女が殺害された。
村で唯一の巡査ジョーナスは、州都から来た刑事の指揮下、犯人を追う。迷走する捜査のなか、「それでも警察か?」という挑発的なメモを彼は受取る。近くであざ笑うかのような犯人の影に怯えるも、手がかりのないまま、さらなる殺人事件が起きる。
そして最愛の妻にも魔の手が伸びた時、ついにジョーナスは驚愕の真犯人を捉えた。
デビュー作『ブラックランズ』(小学館文庫)でゴールド・ダガー賞受賞し、クライムノベルの超新星となったベリンダ・バウアー、待望の第2作。

内容説明

ロンドンから遥か西へ三百キロ、エクスムーア国立公園にある寒村シップコットで寝たきりの老女が殺害された。村で唯一の巡査ジョーナスは、州都から来た刑事の指揮下、犯人を追う。迷走する捜査のなか、彼は「それでも警察か?」という挑発的なメモを受取る。近くであざ笑う犯人の影に怯えるも手がかりのないままさらなる殺人事件が起きる。そして最愛の妻にも魔の手が伸びた時、ついにジョーナスは驚愕の真犯人を捉えた。デビュー作『ブラックランズ』(小学館文庫)でゴールド・ダガー賞受賞し、クライムノベルの超新星となったベリンダ・バウアー、待望の第二作。

著者等紹介

バウアー,ベリンダ[バウアー,ベリンダ][Bauer,Belinda]
英国および南アフリカ共和国育ち。現在は英国ウェールズ在住。ジャーナリスト、脚本家としてキャリアを積み、初脚本作品「The Locker Room」で若手脚本家を対象としたカール・フォアマン/BAFTA賞を受賞。『ブラックランズ』で作家デビュー。同作で英国ゴールド・ダガー賞受賞

杉本葉子[スギモトヨウコ]
大阪府生まれ。六歳からの七年間ロンドン郊外のウェンブリーで育つ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。松本果蓮のペンネームでも活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

72
「ブラックランズ」に続くシリーズ2作目。本作の主人公は、村でたった一人の警官ジョーナス。 小さな村でおこる連続殺人事件。そして、事件解決に乗り出してくるマーヴェル警部。こいつがちょっと類をみないほど、嫌なキャラクターでぐだぐだと話がすすむ。 前作同様のぐだぐださに慣れてくるころには、この物語の異様さに引き付けられて逃れられなくなる。 「神奈川の老人ホーム大量殺人事件」のような弱者に対する暴力がテーマかと思いきや、終盤にかけてまさかの思いがけない展開の連続。ラストの切れ味の鋭さと、漆黒の闇の深さに戦慄した。2018/09/21

鱒子

47
図書館本。「ブラックランズ」のシップコッド村第2弾。前作の主人公スティーブン少年の成長した姿に胸が熱いです。とはいえ、本作の主人公は巡査のジョーナス。村で起こった老人連続殺人事件を追います。都会からやってきたマーヴェル警部が実に嫌なヤツで 心優しいジョーナスをいびり倒します。しかし、マーヴェルも通り一辺倒の悪役ではありません。深み味のある脇役たちの人物像が魅力的。第3弾も行きます!2018/11/17

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

28
イギリスの田舎の村で起きる連続殺人事件。老いて生活もままならない者ばかりが狙われる。応援の捜査班が来るが殺人は止まらない。地元のたった1人の警察官も苛められながらも捜査するが、犯行は止まらない。酒浸りの優秀だか無能だかよくわからない捜査班長や、いじいじした村の警察官とかなり陰々滅々としたお話し。うーむ。2016/05/23

あっちゃん

22
前作を読んでからだいぶ経っているので忘れ気味(笑)まぁ、単品でも読めるけど、出来れば読んでおけば堪能できる!そして、小さな村でドンドンおきる殺人に、主人公の村の駐在さん的な巡査も都会から来た嫌な奴代表的な警部も右往左往、犯人として、まさかね、アレかな?と思っていたので、マジで?となりましたが( ̄▽ ̄)2020/06/24

みやび

14
前作で主人公だった孤独な少年スティーブンも出てきた!シリーズものと知らなかったので嬉しかった。今作の主人公は同じ村の警官ジョーナス。優しく気の弱いジョーナスの視点は殺人が起きてもどこかユーモラスだけど、愛する妻は不治の病だし、村に乗り込んできたFBIの偉いさんに不当に扱われるし、村人は次々と殺されるし…。耐えてばかりのジョーナスに段々と笑えなくなって、一緒に闇に落ちていきます。2019/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5143654
  • ご注意事項

最近チェックした商品