出版社内容情報
忍術使いの侍が活躍する本格時代劇が登場!
著者の谺雄一郎氏は、2010年に小説『十三人の刺客』を上梓し、映画の大ヒットと共にその確かな筆致で注目を浴びた本格派時代劇作家です。今作品は御家人・多々羅醇堂を主人公とする書き下ろしシリーズの第一作目になります。
・・・時は江戸末期。多々羅醇堂は、気楽な御家人生活を送る酒好きな快男児。しかしもう一つの顔は江戸に起こる事件の数々を追う名探偵。名奉行遠山金四郎から密命があれば得意の忍術を使って怪事件を解決していく--。
実直な旗本・座光寺伊織が何者かに惨殺された。不可解なこの事件を醇堂が追っていくうちに、時の将軍の側妾・お美代の方が密かに催す淫靡な宴の実態に突き当たった---。
小粋な芸者・蔦吉、美丈夫な七化けの巳之助ら力強い手下も活躍して事件の闇を暴いていきます。
内容説明
時は文政の末。多々羅醇堂は、気楽な御家人生活を送る酒好きな快男児だが、もう一つの顔は江戸に起こる怪事件の数々を追う影隠密。畏友・遠山金四郎からの密命があれば得意の忍術も使い、隠された真実に迫ってゆく…。実直な旗本・座光寺伊織が何者かに惨殺された。不可解なこの事件を醇堂が迫っていくうちに、時の将軍家斉の寵妾・お美代の方が大奥女中たちと催す秘密の宴の実態に突き当たった…。小粋な芸者・蔦吉、美丈夫で変装の名人の巳之助ら頼りになる手下も活躍して事件の闇を暴く。本格時代小説シリーズの登場。
著者等紹介
谺雄一郎[コダマユウイチロウ]
1946年静岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。出版社で雑誌編集に携わった後、文筆業に。編集者時代、隆慶一郎、池宮影一郎、安部龍太郎らのデビューに関わった。処女作『十三人の刺客』(小説版)で話を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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