出版社内容情報
12/23全国東映系で映画公開!
内容説明
前代未聞の篭城事件が発生。現場は警視庁十一階の会議室。定例会議に出席していた警視庁幹部十二名が人質となった。犯人の要求は不明。機動隊とSITが強行突入を試みた瞬間、室内に一発の銃声が轟く。この顛末にいち早く懸念を示した警視庁特命係の杉下右京は、神戸尊とともに事件の真相を追う。だが人質となった幹部たちの証言はどれも曖昧で、篭城犯射殺は正当防衛として処理されようとしていた。やがて右京と尊は、犯人の意外な過去と七年前のある事件を突き止めるのだが―。「相棒」が再び劇場へ。スクリーンと異なる驚愕の結末で正義を問う究極のノベライズ。
著者等紹介
大石直紀[オオイシナオキ]
1958年、静岡県生まれ。関西大学卒業。98年『パレスチナから来た少女』で日本ミステリー文学大賞新人賞、2003年『テロリストが夢見た桜』で小学館文庫小説賞、06年『オブリビオン 忘却』で横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のほほん@灯れ松明の火
24
「相棒」 テレビは見ているのですが、文字で読むのは初めてです。 すごいですねぇー右京さんと神戸君。 映像でもずいぶん楽しいですが、こうして文字で二人を追ってみると、また違った味わいがありました。心理描写がより分かるというか。。。 小野田官房長、ほんと くわせ者です!! 2010/11/29
青葉麒麟
16
映画の風景が甦る。神戸尊の視線で物語が進んでいるので、細かい部分が色々判って良かった。映画のノベライズとしては当たりの分類じゃないかな?ラストも映画と違ってて良かった。2014/08/02
黒猫
15
映画を観た後に読みました。映画ではカットされてしまった尊&伊丹や尊&大河内のシーンなどが丁寧な心理描写で描かれているので、映画を補完する感覚で読むことができます。映画を観て、ノベライズを読めば、劇場版Ⅱの物語を100%楽しめるのではないでしょうか?それにしても、尊&大河内はいいなぁ♪2人の関係が気になりすぎる!!2011/01/15
スプリント
14
映画も見ておらずドラマも飛び飛びしか見たことがないため事前にテレビ朝日のサイトでキャライメージを把握してから読みました。 ドラマをみていなくても十分に楽しめる良質な小説でした。 2020/01/13
雨巫女。@新潮部
14
映画の前売り券買い。観にいくのは、わかっているのに読んでしまいました。尊君の小説版の初登場は、この作品になりました。2010/12/08