小学館文庫<br> 竹光侍〈2〉

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小学館文庫
竹光侍〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094085495
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸の神田界隈では辻斬りが横行していた。事件を追う岡っ引きの恒五郎は、かたぎ長屋に住む浪人・瀬能宗一郎を下手人と睨んでいた。嫌疑をかけられた宗一郎は、長屋の大家で元岡っ引きの与左衛門や旗本の御輿大三郎と共に一計を案じることに。一方、宗一郎を執拗につけ狙う凶剣士・木久地真之介の背後には、「ご家老様」率いる信濃あたりの藩の重鎮一派がついていた。徐々に明らかになる竹光侍・瀬能宗一郎出生の謎。そして、ふたたび相まみえた宗一郎と木久地。その決着やいかに。ベストセラー書き下ろし時代小説シリーズ第二弾。

著者等紹介

永福一成[エイフクイッセイ]
1965年東京都生まれ。和光大学卒業後、東京仏教学院修了。僧侶。91年、第二四回ちばてつや賞優秀新人賞受賞作「カラード・ブルー」でデビュー後、漫画家として多数作品を発表。コミックス『竹光侍』で初の漫画原作を担当し、その小説版で作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

40
ヒールの木久地が捕まってしまった。これで終わるはずがない。どこかで脱獄するのだろう。テンポよく進む。2021/07/16

ねむたい

10
非常に面白い。辻斬り退治に鬼退治、宗一郎の出生の秘密もちらほらしつつ、ユーモアも忘れない。この登場人物たちと同じように、宗一郎の純朴な人柄に惹かれて、次は3巻です!2011/11/26

海猫

6
2巻になってもユーモアは健在ながら徐々にダークなトーンが出てきた。主人公の出生や過去に迫るエピソードありでこのあたり、次巻でどう展開し広がっていくかが次巻の見所になりそうだ。2011/08/22

すうさん

4
絵の素晴らしさから読み始めた「竹光侍」。主人公の瀬能宗一郎の独特のキャラクターがすこしずつ出始めている。長屋の人たちの生活や子供の友達、勘助や神輿大三朗というまたひどくエキセントリックな人物。それと刺客の与左衛門。特に与左衛門を描く時の墨の使い方が素晴らしい。人物の深い闇や強さが絵に表れる。色でなく墨の濃淡でこれほど描けるのは日本の絵の素晴らしさ。いよいよストーリーが始まる第二巻というところか。2018/07/25

nyaboko

4
腰に竹光を差した田舎剣客宗一郎が江戸の町を徘徊する話第二段。ちょっとずつ彼の過去が暴かれだして俄然面白くなってきた。そしてこっちこそ鬼に相応しい木久地の不気味さが、ただの日常人情話にスパイスがきいてていい。宗一郎にとって、勘吉と仲直りできたのが一番嬉しかったんじゃないかなぁ。2012/07/28

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