小学館文庫
月族〈3〉トマの物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094085396
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

四年前に月族の物語を聞かせてくれた飛鳥への淡い恋心を心に秘めたまま、薬子は二年前から出版社で働いていた。「あなたはもうすぐ運命的な出会いをします」月読命からそんなメールが届くなか、新雑誌で連載を担当することになった人気占星術師・高村俊人を訪ねると、そこはかつて飛鳥が暮らしていた銀杏屋敷だった。彼は自分が月読命であることを明かし、薬子に月族の新たな物語を語りはじめる。薬子はやがて彼から、自分は飛鳥の双子の弟・萬里小路桂だと告げられるのだが―。謎多き人物・桂により真実の愛を知った薬子の運命に奇跡が!月族シリーズ第三巻。

著者等紹介

今村恭子[イマムラキョウコ]
東京生まれ。2006年、書き下ろし小説『月族』(のちに『月族(1)プラリネの物語』と改題し文庫化)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

綾乃

0
再読。 図書館で2巻を借りたので、家にあった3巻を。 久々に読むと、やっぱりこの月夜の雰囲気はキライじゃないなー。2016/04/25

ハイジ

0
42011/03/29

pomme

0
2010/11/30

lucyandrew

0
納得行かない。薬子が男に求める愛というのは、ただのわがままに過ぎないんじゃないかと思う。そして青野君が不遇過ぎる。こんな感じでおわるくらいなら、2巻目で終わらせておくべき。で、続くって、マジすか。2010/10/23

香子

0
これまで薬子が何を求めて迷ってきたかが見えてきた。彼女は、愛というものを示してもらいたかったし、確かめたかったのだ。しかし、愛のために全てを犠牲にできる人間などどれくらいいるというのだ。非現実的で感情移入はできにくいが、彼女の素性が明らかになり、”特別な存在”として受容するしかなくなった。今作でピリオドを打ってもいいような結末だが、まだ続くらしい。出たら読むだろうが、あまり乗り気ではない。2010/09/29

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