小学館文庫
半九郎闇日記〈上〉―北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 449p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094085075
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元禄の討ち入りから十四年。既に世にないはずの赤穂浪士が江戸に出没、かつて浅野家に仕えていた女たちが次々と殺される。その悪行を偶然目にした駿河屋の娘・お京がさらわれ、大石内蔵助を名乗る男とその一党から届いた脅迫状には、身柄と交換に『将監闇日記』を渡せという要求が。だが誰も、その『闇日記』なるしろものに覚えがなかった。さらに、浦島太郎を探しに「竜宮」からやってきたという“於兎姫”一行も現れて…。複雑に入り組んだ謎を解くべく、八丁堀同心・水木半九郎が立ち上がる!多くの者が必死に探す『将監闇日記』とは?北上次郎選第三弾。

著者等紹介

角田喜久雄[ツノダキクオ]
1906年神奈川県横須賀生まれ。十六歳で探偵小説を執筆。東京高等工芸学校(現・千葉大学)在学中に、サンデー毎日大衆文芸賞に入選。35年より雑誌掲載された『妖棋伝』が評判となり、以降多くの時代伝奇小説を発表する。戦後は再び推理小説の書き手としても活躍。58年『笛吹けば人が死ぬ』で日本探偵作家クラブ賞受賞。94年没

北上次郎[キタガミジロウ]
1946年東京都生まれ。文芸評論家。明治大学文学部卒業。1976年、椎名誠らと「本の雑誌」を創刊。2000年まで、発行人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mnagami

2
複雑な人間関係がスリリングなストーリーとともに明らかになっていく。がまだナゾは残る上巻でした。ファンタジスティックな登場人物もそれほど違和感なく受け入れられたのも○2016/01/17

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