小学館文庫<br> おんなひとりの鉄道旅 西日本編

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小学館文庫
おんなひとりの鉄道旅 西日本編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 193p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094082876
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0195

内容説明

『女子鉄ブーム』を生み出した独創的情報エッセイ、ようやく文庫化!西日本の名鉄道・全18路線を、新規データ付きでガイド。

目次

熊本・宮崎・鹿児島 JR肥薩線―「日本鉄道3大車窓」を見に行く
広島・島根 JR木次線―神話の里のトロッコ列車
高知 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線―土佐湾を望むオープンデッキは“走る渚のバルコニー”です
宮崎・鹿児島 JR日南線―にぎやかな春一番列車、出発!
岡山 柵原ふれあい鉱山公園(旧片上鉄道吉ヶ原駅)―総延長300mを走る動態保存鉄道
大分・熊本・長崎 日豊本線‐松浦鉄道―九州横断1泊2日ローカル鉄道旅
沖縄 ゆいレール―沖縄初のモノレール一番乗り 沖縄初の「駅弁」一番食い
兵庫・京都 北近畿タンゴ鉄道―もうひとつの京都、スロー旅
宮崎 高千穂鉄道―天空の橋を渡って、神話の里へ
島根 一畑電車―山陰の「縁結び電車」
石川 のと鉄道―能登半島「お花見」線
和歌山 紀州鉄道―民家の軒下をかすめて走るレトロな「庭先鉄道」
熊本・鹿児島 九州新幹線・つばめ―「忠犬ハチ公」のような新幹線
香川・愛媛 JR予讃線―讃岐・伊予「うどんライン」
京都 叡山電鉄―地元の足となったパノラマ列車
東京‐下関 寝台特急あさかぜ―『あさかぜ』の車窓は14時間55分の長編映画だった!
福井 えちぜん鉄道―北陸の雪を溶かすあったか美人鉄道
長崎 島原鉄道―雲仙普賢岳の噴火がきっかけで走り出したトロッコ列車

著者等紹介

矢野直美[ヤノナオミ]
北海道札幌市生まれ。情報誌編集部を経てフリーライター、テレビレポーターに。二〇〇〇年からフォトライターの活動を始め、旅と鉄道を愛する仕事を続ける。『JTB時刻表』『BE‐PAL』他、連載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

39
東日本編が気に入って単行本を買ってしまい、続く西日本編は文庫でした。文庫の写真に入る案内文字は小さくて見難いものですが、こちらは大丈夫でした。トロッコ電車の率が高かったようで、今年のような猛暑では、いくら涼しそうとはいえ、紅葉の秋に行きたいですね。矢野さんの鉄道旅の文章が読み易くて、一緒に旅をしているようです。率の高さといえば台風や雨の遭遇率も高い矢野さんです。カメラを守るためにご自分はびしょ濡れ。それを拭いてくれる地元のおばちゃんがいいな。所々に挿入されている自撮りの技、女一人旅の秘訣も役立ちます。2015/08/27

saga

33
東日本編と共通して言えるのは、終点まで行かずに余韻を残す紀行文が多いこと。ローカル線、寝台特急の廃止という避け得ない報告を読む悲しみ。しかし、それでも存続しているローカル線は沿線住民に愛されているんだな~。イラストが菊池直恵というのも、巻末のスペシャル版『鉄子の旅』も良かった!2018/02/06

つちのこ

7
鉄道で旅することは、ローカル線になればなるほど郷愁を感じるようで、この作品に一貫しているのは、そんな旅情感である。 全国のローカル線を人と人とのふれあいを軸に描きながら、鉄道がもつ力強さとひとり旅の哀愁をうまく表現している。 東日本編も読んできたが、鉄ヲタ(乗り鉄です)の端くれと自認する、私の心をくすぐるこうした本にはなかなか出会えないだけに、うれしい一冊であった。(2008.9記)2008/09/28

Sayuri

1
鉄子ブームの先駆けと言われている矢野直美さんによるカジュアルな鉄道旅の記録。このひとのパワフルさ、人懐こさ、行動力に圧巻。旅で出逢った情景の描写もいいけど、運転手さんとか、駅弁立売りの方とか、一緒に電車乗ってるひとたちとのやりとりがあたたか。 見開きの頁に限らず、本文のすぐ下に出逢ったひとや料理、景色電車の写真と一言コメントもあっていて楽しい。2005年春には廃止されてしまった、走るホテル、東京-下関 寝台特急あさかぜのところは懐かしさを彷彿する内容だった*2014/01/03

0
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2009/10/post-4153.html2017/03/23

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