小学館文庫<br> 夜半の綺羅星

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小学館文庫
夜半の綺羅星

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094082081
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

老舗の跡取りの達造は、継父との折い合いが悪く、心はすさむばかり。そんな達造の気持が安らぐのは、下働きの奉公に入ってきたおたえとの一時だった。満天の星を見上げながら二人は幼い心を通わせていた―やがて身を持ち崩した達造は家を出て、いまや目明し友蔵の下っ引きとして捕り物に日々を送っている。江戸の町を跳梁する凶暴な盗賊を追ううちに、その魔手は、仲間の命を奪い、ついには実家にも及んできた。そしておたえは…。前作『しずり雪』に続き、庶民の哀感とひたむきさを描いて感動をよぶ本格的時代小説。

著者等紹介

安住洋子[アズミヨウコ]
1958年兵庫県尼崎市生まれ、大阪府枚方市で育つ。大阪信愛女学院短期大学卒業。学習塾で国語科教材作成に携わりながら小説を書き出す。99年、『しずり雪』が第三回長塚節文学賞短編小説部門大賞を受賞。2004年3月短編集『しずり雪』(小学館刊)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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