内容説明
組織の生存にとって最も重要な課題を詳説。急激に環境が変化し、混沌として先の読めない状況下では、組織の組織がいかなる認識をするかが組織の生存にとって最も重要である。欧米を中心に活発な議論が展開されてきた「組織認識論」を、理論と実践の両面から詳細に検討する『組織認識論の世界』シリーズ全3巻の第1巻。経営学史に燦然と輝くカール・E.ワイク理論の全貌を明らかにする。
目次
第1章 組織認識論前史(組織とは何か;経営組織論の黎明 ほか)
第2章 Weick理論(Weickの組織観;不確実性と多義性 ほか)
第3章 解釈主義とESRモデル―Weick理論の歴史的理解(機能主義から解釈主義へ;解釈主義的意味形成のモデル ほか)
第4章 組織認識‐集主観性‐の実相(行為の調整;集主観性の階層化 ほか)
第5章 事例研究 伊藤忠の挑戦(伊藤忠の改革;NHKスペシャル『直接対話が巨大商社を変える』 ほか)
著者等紹介
高橋量一[タカハシリョウイチ]
亜細亜大学経営学部・亜細亜大学大学院アジア国際経営戦略研究科准教授。法政大学経営学部兼任講師。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得。株式会社三興専務取締役、東日本国際大学経済学部講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 「主婦」と日本の近代