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小学館文庫
ガサガサ・ガール―庭師マス・アライ事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094081985
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ニューヨークで再建中の日本庭園がたった一晩でめちゃくちゃに荒らされた―。その池の底に沈められていたのは、富豪オーウチ・シルクの社長。原因は金銭トラブル?一族の確執?派手だった女性関係のもつれ?ちょっとでも目を離すと何をしでかすかわからない“ガサガサ・ガール”マリと、その父で日系人庭師のマス・アライが不可解な謎に迫る!事件現場に落ちていた、白いクチナシの花に込められたメッセージとは何なのか…。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家が描くコミカルサスペンス「庭師マス・アライ事件簿」シリーズ、第一弾登場。

著者等紹介

ヒラハラ,ナオミ[ヒラハラ,ナオミ][Hirahara,Naomi]
南カリフォルニア在住。スタンフォード大学国際関係学部卒。日系人向け新聞記者を経て、ノンフィクション作品を発表。小説家として『Summer of the Big Bachi』でデビュー。『スネークスキン三味線』(小学館文庫より近刊予定)で2007年度MWA(アメリカ探偵作家クラブ賞)を受賞

富永和子[トミナガカズコ]
東京生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

waraby

2
7巻目(未訳)のレビューを読んで、気になって調べたら、7巻のうち2・3巻のみが邦訳されていて、とりあえず原書2巻に当たるガサガサガールを読んでみた。知り合いにちょうどアライさんみたいな人がいて、やっぱり庭師で、日系社会はこんな風なのかなと、いろいろ想像して読み進めた。結構おもしろかった。新訳でシリーズ全部出すのは、どうかな。2020/03/02

けい

1
キベイという表現は初めて目にしたかな。日系人のコミュニティの強さは東海岸と西海岸という遠い遠い場所にあってもがっちりと繋がるんだな。マイノリティとして、そうしないと過ごしていけない事情もあるわけで。色々考えるところは、ある。2019/02/14

eucalmelon

1
表紙の絵からもっとコミカルな話を予想していたが、どちらかというとシリアスな話だった。父親と娘の仲が悪くなることはよくある話。なにがあったのかな、と待っていたがとうとう理由は出てこなかった・・と思う。ミステリと言うより男親の苦労する話の気がしたが、・・・。保釈金は返ってきたのか?とか、盗られた庭道具は戻った来たのか?とかそんなことが最後まで気になってしまった。2016/04/20

ごん

1
主人公のマス爺は色々面倒くさいおっちゃんなんだけれども、社会や歴史のいろんな側面で千々に引き裂かれてきた存在なのでつらい思いはしないでほしいなぁという気持ちになる。移民たちのそれぞれの「家族」について、ラストの本筋(推理)とは関係ないところで思わず泣かされる。ところで、「ときどき、バカタレになるのは仕方がないとしても、アホになった言い訳はできない」この感覚ってどこから来てるんだろう。面白い。2015/09/06

0
★1/22008/04/21

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