内容説明
人口三千人足らずのアメリカのスモールタウン。サウスダコタ州のドライブイン・シアターのある町、ウィスコンシン州のカフェに座る身寄りのない女性と中学生の女の子、アイオワ州の幽霊屋敷のようなホテル。小さな町だからこそ、そこには「物語」がある。アメリカのスモールタウンを旅して紡いだ珠玉のストーリー。
目次
夕闇のドライヴイン・シアター―サウスダコタ州ウイナー
神に見離された場所―サウスダコタ州ウォール
幽霊の棲む館―ニューヨーク州スプリングヴィル
温もりの夜の中へ―ウィスコンシン州ダーリントン
芝生の暴力―イリノイ州ディクソン
警察に届いた電話―ミネソタ州ウェセカ
最も素晴らしいスモールタウン―インディアナ州モーガンタウン
青いトマトのフライ―ミシシッピ州ベルゾーニ
谷あいの寂しい音―アーカンソー州マウンテン・ビュー
ホテル・ブルックリン―アイオワ州ブルックリン
赤い荒野のロディオ―テキサス州アンソン
夕陽に輝くネオン―ニューメキシコ州ギャラップ
さようなら、スモールタウン―アリゾナ州セリグマン→カリフォルニア州パームスプリングス
著者等紹介
駒沢敏器[コマザワトシキ]
1961年東京生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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