小学館文庫<br> 偉人たちの死亡診断書

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小学館文庫
偉人たちの死亡診断書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094080841
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0195

内容説明

マルクス、藤原道長、周恩来、キュリー夫人、ナポレオン、アレキサンダー大王、徳川家康、夏目漱石…古今東西の歴史を動かしてきた偉人の中から、病気に斃れた三十一人をとりあげる。現代医学をもってすれば、命は助かったのに。もっと大仕事が出来たのに…。医学・医療ジャーナリズム界で活躍する両著者が偉人たちの“死亡診断書”を作りつつ、内視鏡治療、骨髄移植、抗がん剤など医療技術の進歩についてわかりやすく解説する。巻末資料に「偉人たちの没年と医学の進歩」「データで見る病気の歴史」「死因ランキングベスト10」。

目次

第1章 がんに逝った偉人たち(武田信玄と胃がん―がんに散った天下取り;マルクスと肺がん―時代はよめても、たばこの害はよめず? ほか)
第2章 循環器病に逝った偉人たち(源頼朝と脳梗塞―鎌倉時代にもあった生活習慣病;パスツールと脳出血―いまでもワインが飲めるのはパスツールのおかげ? ほか)
第3章 内臓疾患・事故に逝った偉人たち(藤原道長と糖尿病―運動不足と贅沢が招いた死;足利尊氏と化膿―戦国の世の英雄、虫に負ける ほか)
第4章 猛威をふるった伝染病に逝った偉人たち(藤原房前と天然痘―日本初の天然痘大流行;アタワルパと天然痘―インカ帝国、天然痘に滅ぶ ほか)
第5章 いまでも怖い伝染病に逝った偉人たち(アレキサンダー大王とマラリア―戦争には無敵でもマラリアには勝てず;徳川家康と食中毒―江戸幕府初代将軍、鯛のてんぷらにあたる ほか)

著者等紹介

中原英臣[ナカハラヒデオミ]
1945年生まれ。医学博士。東京慈恵医大卒。ウィルス学・衛生学専攻。山野美容芸術短期大学教授

佐川峻[サガワタカシ]
1944年生まれ。早稲田大学理工学部応用物理学科卒。素粒子論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

0
さらっと読めました。もし今だったら…とあまり繰り返すのはなんとなく蛇足感があったが、想像していたよりおもしろかった。

嘉色のお豆

0
マルクスの肺がんはとても納得。読みやすくサクサク読み終わってしまった。2017/01/28

遠野藍

0
歴史上有名な人物のエピソード、死因とその病気がどんなものなのか解説しつつそれが現在どういう治療を施されているのかを説明している。1章1章が短いのでまぁこんなものかという感じがするが、いちいち主語を繰り返す文体がウザったかった。「ラントシュタイナーは大学を卒業した。大学院へ入ったラントシュタイナーは…」て感じ。もう少し省略するとか、「彼」とかで置き換えるとかできるはずなのに。ちょっと素人っぽかった2011/07/30

tetsu

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歴史と病気の両方の勉強ができた  知的好奇心を満たすという意味で意外と面白かった  著者の仮定のお話は愛嬌という事で2011/05/03

bittersweet symphony

0
高校レベルの簡単な伝記のあとにその死因についての現代医療の現状を記述するスタイルの本です。結城秀康は他と比べるとミスキャスト(どちらかの趣味なんでしょうね)、処刑されたアタワルパのチャプターで天然痘の説明も気持ちは分かりますが違和感あり。もし今の医療技術で誰それが延命していたら歴史は変わっていた、という当たり前の話を決まり文句のように繰り返すのもちとうんざりですね。2007/03/31

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