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小学館文庫
爆破屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094080223
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

突然の借金トラブルに見舞われた新婚夫婦・雅也と麻由美。高飛びしたアメリカでビル爆破のプロに出会い、「爆破屋」稼業に未来を賭けた?。ダイナマイトよりも危険な能天気夫婦が繰り広げる、痛快珍道中。

 突然の借金トラブルに見舞われ、自宅兼店舗のビルが三日以内に取り壊しを余儀なくされてしまった新婚夫婦の雅也と麻由美。切羽詰まった彼らが選択した手段は、「爆破してしまえ!」。しかし所詮素人、うまくいくはずもない。だが彼らは、高飛びしたアメリカで、ビル爆破のプロに出会い、「爆破屋」稼業を生業にすることになった??。 ダイナマイトよりも危険(!?)な超能天気夫婦が繰り広げる、痛快珍道中!!

内容説明

突然の借金トラブルに巻き込まれ、店舗兼自宅のビルを三日以内で取り壊す必要に迫られた雅也と麻由美。でも取り壊すための費用がない!切羽詰まって自分たちの手でビル爆破を試みるも、所詮は素人、あえなく失敗。しかし、運命ってものはわからない。夜逃げ先のアメリカで、本物のビル爆破現場に遭遇したふたりは、すっかり感動。一か八かで未来を賭けて、一匹狼の爆破屋の元に弟子入りし、修行を開始することになって―。ダイナマイトより危険(!?)な脳天気夫婦の、愉快痛快ハートフルストーリー。

著者等紹介

原宏一[ハラコウイチ]
1954年、長野県生まれ、茨城県育ち。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュール リブレ

9
アメリカで見る、老朽化したビルの爆破シーン。あれを思い浮かべながら読了。確かにアート、なのかな。2014/04/26

亀之助

3
また読んでしまったよ、原宏一。ハズレはないから安心して読めるんだよね。今回もオッチョコ夫婦が親の借金の返済に困り家を爆破。失敗してアメリカに逃げるがそこで知り合ったボブ(爆破師)との生活。ボブの親友の西脇の息子との意外な再会は少し出来すぎな感じだが面白かったです。2010/04/12

キンポン

2
借金から逃げるため遺産で引き継いだビルを爆破しようとして失敗した雅也と真由美夫妻は逃げるようにアメリカへ。失敗した悔しさから爆破のプロになろうと決意しラスベガスの巨大カジノの爆破解体を見物した時にボブじいさんと知り合い弟子入りすることに。爆破屋として成長?していく様やボブじいさんの過去などを雅也と真由美の語り口調で進んでいく。読みやすくそれなりに楽しかった。2019/11/11

zazo嶋

2
かなり大雑把でストーリーがザックザック進んでいくので読んでいて置いてけぼりになった気分。2009/04/01

なおぱんだ

0
非現実的でありながらあってもおかしくないと思わせてくれる展開で楽しませてくれる、著者の持ち味が存分に生かされた作品でした。気弱でいい加減な夫と、現実的で強気の妻が巻き起こす破天荒な騒動でぐいぐいと惹きつけながら、最後の最後ですべてのことが一つにつながって爽快な気持ちにさせてくれます。間口が広いというか、奥行きがあるというか、一風変わった作品が多いカメレオンのような作風の著者ですが、まさにエンターテイメントを地で行く面白さあふれた作品でした。2022/02/18

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