出版社内容情報
女4人で272歳。終の棲家に立退き迫る!
人生は、黄昏れてからも面白い。
東洋文化大学の学生である速水翔太は、自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人が住むシェアハウスのアルバイト秘書(なんでも屋)をしている。小学校入学から短大卒業まで同じ女子校に通った68歳のオバサマ達からあれこれ押しつけられても辞めないのは、歌子さんの賄いが美味しすぎるからだ。そこに、新たな同居人・緑川恒子さんがやってきた。彼女は軽度認知障害で、帰り道が分からなくなることもしばしばある。さらに歌子さん所有のシェアハウスにも売却の危機が迫っていた……。
「私たち、まだまだ人生諦めませんから!」元気いっぱいのエンターテイメント小説!
「道を譲れって……譲って脇にどいた私の道はどうなるのよ。
私だって、前に進まなくちゃならないでしょうが。道がなければ生きていけないでしょ。
脇で指くわえたまま、どうすんのよ、人生まだ、終わってないのに」
ーー本文より
【編集担当からのおすすめ情報】
連続ドラマ化!
NHK プレミアムドラマ「終活シェアハウス」
2025年10月19日(日)スタート(全10回)予定
毎週日曜よる10時~10時45分(BSプレミアム4K&BS)
<出演> 城桧吏 畑芽育/竹下景子 ほか
「楽しく、おいしく、ほろっとして、くすっとする。
シングルシニア女性の新しい生き方に乾杯!です」
――坂東眞理子(昭和女子大学総長)
「老後は、誰と暮らせば幸せになれるのか。
人生100年時代、必読の書」
――樋口恵子(評論家・東京家政大学名誉教授)
【目次】
内容説明
東洋文化大学の学生である速水翔太はアルバイトで自称料理研究家の奥村歌子さんを始めとした女性三人が住むシェアハウスの秘書(なんでも屋)をしている。女子校時代の同級生である六十八歳のオバサマ達からあれこれ押しつけられても辞めないのは、歌子さんの賄いが美味しすぎるからだ。そこに、新たな同居人・緑川恒子さんがやってきた。彼女は軽度認知障害で、帰り道が分からなくなることもしばしばある。さらに歌子さん所有のシェアハウスにも売却の危機が迫っていた…。「私たち、まだまだ人生諦めませんから!」元気いっぱいのエンターテイメント小説!
著者等紹介
御木本あかり[ミキモトアカリ]
1953年千葉県出身。お茶の水女子大学理学部卒業後、NHK入局。夫の海外勤務で退職し、その後通算二十三年、外交官の妻として世界九カ国で生活。本名の神谷ちづ子名義でエッセイ『オバ道』『女性の見識』などの著書がある。2022年『やっかいな食卓』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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