小学館文庫<br> 笑う四姉妹―ひとつの庭と四つのおうち

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小学館文庫
笑う四姉妹―ひとつの庭と四つのおうち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074796
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

読後、きっとこの笑顔に涙する

「ゆずのお母さんたちってドラマチックじゃん。この世知辛い東京で、一つの土地に、四人姉妹がそれぞれ家を建てて住んでたんだよ?」。幼馴染みの稲葉亜子に問われ、そんな大げさなと返す信濃ゆず。

漫画家の亜子は最近仕事に行き詰まっており、ゆずの母と三人の伯母たちの話を聞きたいらしい。すると、二人のそばにいた老女がにっこり笑い、ゆっくりと四姉妹の過去を語りだし――。

父の失踪、巨額の借金、仕事と結婚、そして老い。人生はままならないが、四姉妹はいつも笑っていた。70年以上の時をこえ描かれる家族の物語に涙が止まらない、著者渾身の感動作。



【目次】

内容説明

「ゆずのお母さんたちってドラマチックじゃん。この世知辛い東京で、一つの土地に、四人姉妹がそれぞれ家を建てて住んでたんだよ?」幼馴染みの稲葉亜子に問われ、そんな大げさなと返す信濃ゆず。漫画家の亜子は最近仕事に行き詰まっており、ゆずの母と三人の伯母たちの話を聞きたいらしい。すると、ふたりのそばにいた老女がにっこり笑い、ゆっくりと四姉妹の過去を語りだし―。父の失踪、巨額の借金、仕事と結婚、そして老い。人生はままならないが、四姉妹はいつも笑っていた。七十年以上の時をこえ描かれる家族の物語に涙が止まらない、著者渾身の感動作。

著者等紹介

金子ユミ[カネコユミ]
2018年、『アナタを瞳でつかまえる!天然女子はカメラアイ!?』(マリーローズ文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

40
敗戦の傷が人々の心にまだ残っている時代。父親は借金を残し失踪。寡黙でドンとした母親と4人の姉妹の物語。とにかく楽しくて、泣けてものすごく良い本だった。通勤中の電車で読んでいたのだが涙が溢れてきて大変だった。戦後の発展や学生運動、結婚、出産、離婚、老いや病気、認知症やヤングケアラーなどなど変わって欲しくなくても、どんなに抗っても変化していく家族の型。家族が居たから大変だったけど、家族がいたからやってこれたのかもしれない。時に厄介だけど唯一無二の家族。これは映像化して欲しい。2025/03/26

Roko

28
一つの土地に四軒の家を建てる、それも四姉妹の家を建てるなんて、なかなか考え付かないことだけど、これは一つの理想ですよね。梅乃はそれを見事に計画し、実行したのです。彼女以外は夫もいて子どももいて、庭でつながっているから、みんなでご飯を食べたり、貰いものがあったからって、みんなでお茶したり。それぞれに悩みや、嫉妬や、悲しみや、喜びがあって、決して誰にも言わないこともあったけど、みんなで共有したことの方がたくさんありました。#笑う四姉妹 #NetGalleyJP2025/07/04

nyanco

26
金子ユミさん、初読みの作家さんでした。 「笑う四姉妹」朗らかに笑う姉妹たちの表紙から楽しい物語をイメージしていました。 昭和・平成・令和と四姉妹の生活が綴られていきます。 物語の序盤、長女・桜と車掌室の君のエピソードがとても素敵。 借金を残して失踪した父、その借金を返すため、四姉妹は働く 四姉妹のそれぞれの個性が良く伝わってきます。 →続 2025/08/09

ベローチェのひととき

16
本屋さんを物色していて気になって入手した本。四姉妹が同じスカートを履いて笑っている表紙が、実にいい。5編からなる連作短編集。各編で姉妹のそれぞれが主人公となっている。空襲で足に怪我を負った長女桜子。一生懸命働いて、借金返済と妹2人の学費を捻出した酒好きの次女梅乃。不器用な程真面目な三女桃音。歌が好きで天真爛漫な四女季花。終戦直後からコロナ禍までの四姉妹の人生を描いた物語。すごく良かったです。2025/08/29

ふわりん

12
終戦後の辛いはずの状況で、お揃いの華やかなフレアスカートを穿いて楽しそうに笑う四姉妹。思わず表紙イラストに魅入ってしまう。タイトルは「笑う四姉妹」だし、今は辛いけど四姉妹で負けないで明るく希望を持って生きましょうって物語かと思っていた。でも読んでいくにつれ、四姉妹のうち梅乃と桃香の山あり谷ありの人生はそれぞれ自分の信念に正直に生きた結果かと思った。それが良かったかどうかは読んでいる私には決められないけど、そうしなければ後に続く人たちに道はなかったかもしれない。四姉妹は素敵なものをたくさん残したんだなぁ。2025/08/22

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