小学館文庫<br> こころのカルテ―潜入心理師・月野ゆん

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小学館文庫
こころのカルテ―潜入心理師・月野ゆん

  • 秋谷 りんこ【著】
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  • 小学館(2025/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074420
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

潜入心理師、人の心の「核」に触れる。

横浜みなと大学病院で働く月野ゆんは、精神疾患をかかえた人の心の「核」に潜入し、治療をおこなう潜入心理師だ。日本で初めて人の心に潜入した潜入師で、ゆんの憧れの先輩である本城京と、精神科の看護師経験を持つ、同じく潜入師の先輩・蓮まこととともに、ゆんは今日も患者の記憶のなかへと潜っていく。
ゆんには、患者の心の「核」がどこにあるかがわかる不思議な力があった。幼いころに母親から「あんたなんか、産むんじゃなかった」と言われた記憶、いじめに加担してしまった記憶、夫の不倫発覚など、ゆんたちが対峙する患者の心の「核」は様々だ。まだ新しい資格で成り手が少ないなか、ゆんがこの仕事を志したのには、実は理由があって──。
「ナースの卯月に視えるもの」シリーズで注目を集める元看護師の著者、待望の最新作!



【編集担当からのおすすめ情報】
医師であり小説家の中山祐次郎さんが熱い推薦コメントを寄せてくださいました!
「人はなぜ死ぬか。なぜ生きるか。「死にたい」気持ちの解明から迫った至高の医療ファンタジー。」──中山祐次郎(医師・小説家)

内容説明

横浜みなと大学病院で働く月野ゆんは、精神疾患をかかえた人の心の「核」に潜入し、治療をおこなう潜入心理師だ。日本で初めて人の心に潜入した潜入師で、ゆんの憧れの先輩である本城京と、精神科の看護師経験を持つ、同じく潜入師の先輩・蓮まこととともに、ゆんは今日も患者の記憶のなかへと潜っていく。ゆんには、患者の心の「核」がどこにあるかがわかる不思議な力があった。まだ新しい資格で成り手が少ないなか、ゆんがこの仕事を志したのには、実は理由があって―。「ナースの卯月に視えるもの」シリーズで注目を集める元看護師の著者、待望の最新作!

著者等紹介

秋谷りんこ[アキヤリンコ]
1980年生まれ。神奈川県出身。横浜市立大学看護短期大学部(現・医学部看護学科)卒業後、看護師として十年以上病棟勤務。2023年、「ナースの卯月に視えるもの」がnote主催の「創作大賞2023」で「別冊文藝春秋賞」を受賞し、翌年同作でデビューした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

88
装丁とは裏腹に中身はなかなかシリアスな作品でした。「自死」へ向かおうとする患者の心理に潜入し、その'死にたい'キモチの解明に挑む『潜入心理師』。そんな仕事に携わる「ゆん」があらゆる患者の心理に迫り、悩みながらも改めて生きるコト、死を選ぶコトを学んでいきます。少しSF的な要素もありますが、もしかしたら未来にはこういう医療も存在するかもしれませんね。作者さん自身が看護師出身で、あとがきにあるように精神科に働いていた経験から生まれた本作だけに、なかなかリアルですね。やはり死を選ぶの生きていてほしいですよね。2025/05/18

machi☺︎︎゛

82
架空の職業の「潜入心理士」の月野ゆんが主人公。希死念慮がある患者の中に潜入し死にたい気持ちの核となる部分を解いていく潜入心理士。まだ経験も浅いゆんがこの仕事で優秀な理由はゆんの過去にありそれが患者とゆん自身を救う事にも関係してくる。将来形は違えども本当にこんな職業が出てくるんじゃないかと思えるような内容だった。2025/06/16

ぼっちゃん

50
精神疾患をかかえた人のこころに潜入し、闇の原因となってる絡みをほぐすという心の救急治療の物語。精神の目に見えない症状を取り除けるこのような治療があれば実際にあれば良いなと思うが、それを取り除くために潜入する潜入心理師は、それぞれの患者さんの闇と向き合わないといけないので、この物語のように自分も辛い思いがあり、自分のような人を少しでも救いたいとという強い信念がある人でないと耐えられないだろうな。2025/03/23

ゆずぽん

29
希死念虚の人の心に潜入し死にたい核をほぐす「潜入心理師」の仕事とは・・・希死念虚、辛いだろうな、本当にこんな治療があったら救われる人はたくさんいるのだろうけど、架空の話とはいえしんどい仕事だな。生きていることの尊厳ってあたりまえだけれど、考えたことが無かった。「生きていて!」「生きていてくれればいい」苦しんでいる人に届いて欲しいな2025/06/25

akiᵕ̈

28
精神を病んでいる人の心の中に入り込み、希死念慮を軽減する治療を行うという、潜入心理師たちのお仕事の話。死にたいと思ってしまう人たちの根底には、どんな想いが潜んでいるのか。依頼人の闇を見ることで、潜入していく者たちもまた自身の闇と向き合って行くことに。渇望、願望、贖罪、自責など、様々な心の足枷となっているものは人の目には見えないものだから、どんなに近しい人であっても全て感じ取れるわけではない。救いきれないもどかしさもある。フィクションの世界ではあるけれど、こんな風に少しでも自死してしまう人を防げられたら。2025/04/01

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