小学館文庫<br> 百年厨房

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
百年厨房

  • 村崎 なぎこ【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 小学館(2024/11発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 35pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月17日 04時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074062
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第3回「日本おいしい小説大賞」受賞作!

石庭大輔は、宇都宮市大谷町にある元石材商の旧家に独りで暮らす公務員。ある日、家の庭に見知らぬ若い女性が現れた。アヤと名乗るその女性は明治時代の生まれで、亡くなった大輔の祖父のもとで働いていたと言う。友人の紫は「タイムスリップだ!」と騒ぐが、大輔は信じない。だが、アヤが作った冷やしコーヒーを口にして驚く。祖父が生前「もう一度飲みたい」と語っていた通りの味わいだったのだ。さらに大輔は妹の忘れ形見・ルナを引き取ることになり、アヤ、そしてなぜか紫をも巻き込んで奇妙な同居生活が始まった。

天涯孤独の身で食にも生活にも興味なく生きてきた大輔だったが、アヤの作る百年前の料理に次第に食卓を楽しむ気持ちが湧き上がる。しかし、あるきっかけから新たなタイムスリップが起きてしまい……。

壺飯、じんごろう焼き、源氏飯、チタケうどん、自家製れもんミルク、甘露梅、ベーキャップル、ミルクセーキ、クリームコロッケ、柚煎りなど、おなじみのメニューから現代では失われたレシピも登場。

さまざまな食が時間をこえて絆を紡ぎだす、郷土愛たっぷりの“おいしい”家族ファンタジー!

【編集担当からのおすすめ情報】
単行本刊行時から、本書の舞台になった宇都宮市で話題沸騰! 地元イベントでのコラボや、飲食店での再現メニュー提供など、登場人物たちだけでなく料理も愛されています。

著者が徹底的な取材に基づき、現代によみがえらせた大正時代のメニューが起こす、心震える感動をぜひ味わってください。巻末にはキーアイテムとなるメニュー、「冷やしコーヒー」の令和版レシピも収録!

内容説明

石庭大輔は石の街・宇都宮市大谷町の旧家に独り暮らし。ある日、庭にアヤと名乗る見知らぬ女性が現れた。明治の生まれで大輔の亡くなった祖父のもとで働いていたと言う。友人の紫は「タイムスリップだ!」と騒ぐが大輔は信じない。しかしアヤが作った“冷やしコーヒー”に驚く。「もう一度飲みたい」と生前祖父が語っていた通りの味だったのだ。さらに妹の忘れ形見・ルナもやって来て、アヤ、紫と奇妙な同居生活を始めることに。食に興味のない大輔だが、アヤの作る百年前の料理にいつしか楽しむ気持ちが湧き上がる。しかし新たなタイムスリップが起きてしまい…。第3回「日本おいしい小説大賞」受賞作!

著者等紹介

村崎なぎこ[ムラサキナギコ]
1971年栃木県生まれ。食べ歩きブロガーの傍ら夫のトマト農家を手伝う。2019年本作品で第3回「日本おいしい小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

21
宇都宮市の元石材商旧家に暮らす公務員・石庭大輔のもとに、明治生まれで亡き祖父のもとで働いていた女性アヤが現れる家族ファンタジー。アヤがタイムしリップしてきたと騒ぐ友人の紫、さらに妹の忘れ形見・ルナも引き取ることになり、アヤや紫も巻き込みながら始まる奇妙な同居生活。アヤが作り上げる壺飯、じんごろう焼き、源氏飯、チタケうどん、れもんミルク、ベーキャップルといった美味しい料理が描かれて、彼女たちと食卓を囲む楽しい日々に大輔の心境も変わっていって、時を超えて育まれてゆく絆と優しい結末がなかなか印象的な物語でした。2024/11/06

陽ちゃん

7
宇都宮市の旧家で独り暮らしをしている大輔の目の前に突然現れた女性アヤは、大正12年の関東大震災の揺れで平成22年の夏にタイムスリップしてきたらしい⋯疑う大輔に、友人?の篠原は信じます。アヤが作ってくれた「冷やしコーヒー」を飲んで、半信半疑ながら彼女の存在を認め、家族のように暮らし始めますが、今度は東日本大震災の揺れで大輔が大正時代にタイムスリップしてしまい、アヤのことや育ててくれた祖父のこと、家のことを知り⋯大震災から8年後の世界へ戻った大輔の混乱は気の毒ですが、最後は前向きになってめでたし、ですね。2024/12/08

くろじら

3
こじゃれた感じの小説かと思って読んだら,全然違ってて,すごく面白かった.タイムスリップ物の良さがうまく出ていて,特に後半の展開がハラハラするし,伏線がしっかり回収されていく.公式のあらすじは間違ってないし,その通りの話なのだけど,そうじゃないんだよなぁ…もっとラノベっぽい,とっつきやすい楽しさがある小説でした.2024/12/31

ASKA

2
大正時代からトリップしてきたお女中のアヤさんをキッカケに展開するファミリーストーリー。中盤の展開が意外で、でも面白かった!ラストはご都合的ではあるけれど、つながる街の記憶があったかいお話でした2025/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22206015
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品