小学館文庫<br> 命の砦

個数:
電子版価格
¥891
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
命の砦

  • 夏川 草介【著】
  • 価格 ¥891(本体¥810)
  • 小学館(2024/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに110冊在庫がございます。(2025年05月02日 13時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074031
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『神様のカルテ』に連なる勇気と希望の物語

病む人がいるなら、我々は断るべきではない。

敷島寛治は長野県信濃山病院に勤務する四十二歳の消化器内科医である。令和二年二月、院長の南郷は横浜港に停泊するクルーズ船内のコロナ患者を受け入れることを決めた。呼吸器内科医も感染症専門医もいない地域病院の決断は、そこで働く人々と家族に大きな試練を与えることになる。敷島がコロナ診療チームに加わって二月後の四月上旬、保健所は信濃山病院の感染症病床を六床から十六床に増床するよう要請する。コロナ診療のすべてを小さな信濃山病院に背負わせようとする地元の体制に院内は紛糾するが…。



【編集担当からのおすすめ情報】
報道ステーション、朝日新聞、NHKなど
80以上のメディアに取り上げられ
大反響を呼んだ『臨床の砦』続編!
コロナ禍の最前線に立つ現役医師(作家)が
自らの経験をもとに綴った、勇気と希望の物語。

内容説明

敷島寛治は長野県信濃山病院に勤務する四十二歳の消化器内科医である。令和二年二月、院長の南郷は横浜港に停泊するクルーズ船内のコロナ患者を受け入れることを決めた。呼吸器内科医も感染症専門医もいない地域病院の決断は、そこで働く人々と家族に大きな試練を与えることになる。敷島がコロナ診療チームに加わって二月後の四月上旬、保健所は信濃山病院の感染症病床を六床から十六床に増床するよう要請する。コロナ診療のすべてを小さな信濃山病院に背負わせようとする地元の体制に院内は紛糾するが…。大反響を呼んだ『臨床の砦』続編。現役医師が自らの経験をもとに綴る勇気と希望の物語。

著者等紹介

夏川草介[ナツカワソウスケ]
1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。医学博士。認定内科医。消化器病専門医。消化器内視鏡専門医。肝臓専門医。長野県にて地域医療に従事。2009年「神様のカルテ」で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は10年本屋大賞第二位となり、三度映像化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

76
(2025-4)【図書館本-3】2020年の春、あっという間に全世界に広がった新型コロナウィルス。そのコロナ第一波の医療現場を描いた作品。後書きで著者が記しているように本書はあくまでもフィクションであるが、嘘は記していないという。特効薬もワクチンも無いだけでなく、最低限必要なマスクや防護服まで使い回ししなければならないほどの状況で、決して感染症の「専門家」ではない医師達が直面した焦燥、恐怖。医師とはいえ、人間であり、家族もいる。当時このようにして立ち向っていた医療従事者には感謝の言葉しかない。★★★★2025/01/07

61
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/12/post-a8b8cf.html 「病む人がいるなら、我々は断るべきではない。」という信念の元、あの2020年の医療を支え続けた医師たちの群像劇です。2024/12/28

吉子

44
ヨーロッパでは死亡率15%という恐怖の新型コロナが発祥した時の医療現場の物語。治療法のない未知の感染症だった頃、病院で働く人々や家族がどんな気持ちだったのかが分かった。当時ニュースでも見ていたが、医療現場は本当に大変だったんだ、と改めて思った。逃げ出さず、専門外でも、患者を受け入れてくれた医師達に尊敬と感謝しかない。2025/04/27

KEI

39
著者の新作かと思い喜んで購入したが、「レッドゾーン」を文庫化する時の改題だった🥲 時は横浜に感染者を乗せたクルーズ船が着いて、その患者を遠い長野県でも引き受けた頃。専門の呼吸器内科医もいず、感染症の専門医もいない小さな公立病院で患者に対応する医師達の葛藤をリアルに描いていた。ワクチンも無く、これと言った治療薬もない。自らも感染する恐れを感じながらの暗中模索の治療を続ける医師達の使命感が良かった。あの時はとむしろ懐かしさすら感じてしまった。医師達の一言一言が心に響いた。2025/02/16

ミワ

29
5年前、緊急事態宣言で人の嫌な部分をすごく感じた。スーパーやドラッグストアでの買い占め。それを見るのが嫌で一時期大型スーパーに行くのをやめた。まだ薬やワクチンがないこの当時、戦ってくれた医療従事者の方に本当に感謝です。P370「ユーモアというのは、一種の鎮痛薬でしてねぇ。パニックを回避して、物事と冷静に向き合う時間を与えてくれるんです。」この言葉がすごく好き。大切にしたいと思った。2025/01/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22187167
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品