小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> ほうれん草異聞―新・口中医桂助事件帖

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ほうれん草異聞―新・口中医桂助事件帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073935
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

桂助は医師国家試験開設に協力を求められ…

藤屋桂助は、妻の志保、房楊枝職人で桂助の助手である鋼次夫妻と幕末にアメリカに渡り、最新の歯科医療を学んで帰国した。近代化を進める明治政府は、医学でも漢方から西洋医学への転換を早急に行おうとしていた。そのための医師開業試験が開設されることになり、桂助にも協力要請が長与専斎から届く。
巡査の金五が怪我をした少女を背負って駆け込んできた。少女は療養した翌朝、突然に姿を消し、金木犀の一枝が残されていた。最近市中では、評判の美人が暴行される事件が相次いで起こっていた。(第一話 金木犀禍)
腹部に傷を負った老人の治療を行なっていた桂助。そこに、孤児の正太を昼間面倒見てくれないか、と金五がやってくる。老人と正太が話を交わしたところ、正太はいなくなってしまう。(第二話 バニラの花)
速水公子より、速水家への招待があった。大旦那の速水万之助の意向という。桂助夫妻と鋼次が出かけて行ったが、そこで事件が。(第三話 ほうれん草異聞)
名前を明かさない患者が来ていたが、後に長与専斎と名乗った。あるべき口中医療の理想を伝える桂助。ある日、金五が女性の骸を運び込んでくる。(第四話 どんぐり巡査)

【編集担当からのおすすめ情報】
長与専斎(文部省医務局長、東京医学校校長)や川路利良(警視庁大警視)が登場するほか、福沢諭吉も桂助と書簡のやり取りをしたり、と歴史上の人物が目白押しです。

内容説明

桂助のもとへ福沢諭吉、そして長与専斎からの書状が届いた。漢方医から西洋医への転換をはかるための医師試験の実施が進められる中、口中医も近代的な歯科医とするべく、桂助に協力を要請していた。口中医の素晴らしさを十分に知り西洋医学を学んだ桂助には、あるためらいがあった。折りしも市中では、嫁入りを間近にひかえた評判の美人が暴行される事件が相次いで起こっていた。警視庁大警視の川路利良に呼び出された桂助は、巡査となった金五と真相を探っていく。桂助は、志保や鋼次の協力を得て、新たな事件の解明も進めるのだった。人気シリーズ明治篇!

著者等紹介

和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。出版社勤務の後、作家デビュー。ミステリー、ホラーの作品を中心に執筆後、現在は時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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