出版社内容情報
エクソシストの交番警官、猟奇殺人犯を追う
桐野哲也は東北大学法学部を卒業後、地方公務員採用で警察官となった。彼が仮配属された神奈川県藤沢市辻堂にある鳩裏交番は、おそろしい
ほど美男の班長・小貫幸也をはじめ“ごんぞう――自主的窓際警官“ばかりが集まった交番で、緊急配備の連絡にさえ誰も反応しない。県警で厄介者扱いされている“ごんぞう”たちの好物は巡回連絡で、家に上がり込み世間話ばかりしている。その平穏を脅かすかのように湘南でホームレスばかりを狙った連続殺人事件が発生した。小貫と桐野は近隣住民の協力を得て、真相に辿り着くが…。
第一回警察小説大賞、満場一致の受賞作!
ベストセラー『教場』『震える牛』の著者と、その編集担当者が選んだ超大型新人!
【編集担当からのおすすめ情報】
「薄っぺらな正義漢を粉々にするダメ警官たち。奴らの言葉に真理が宿り、真相が潜む」
――相場英雄氏
「点数に縛られない真の警察官が、ここにいる。“ごんぞう”を見直した!」
――長岡弘樹氏
「自宅にオバケが出ます」――俺たちにお任せあれ!
「聞いてると思うけどさ、俺たちは“ごんぞう”だから。
無駄な仕事はしないから。張り切ってガタガタ騒いだりしないでね」
内容説明
桐野哲也は東北大学法学部を卒業後、地方公務員採用で警察官となった。彼が仮配属された神奈川県藤沢市辻堂にある鳩裏交番は、おそろしいほど美男の班長・小貫幸也をはじめ“ごんぞう―自主的窓際警官”ばかりが集まった交番で、緊急配備の連絡にさえ誰も反応しない。県警で厄介者扱いされている“ごんぞう”たちの好物は巡回連絡で、家に上がり込み世間話ばかりしている。その平穏を脅かすかのように湘南でホームレスばかりを狙った連続殺人事件が発生した。小貫と桐野は近隣住民の協力を得て、真相に辿り着くが…。第一回警察小説大賞、満場一致の受賞作!
著者等紹介
佐野晶[サノアキラ]
東京都中野区生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て、映画ライターに。映画のノベライズを手がける。2019年、本作で第一回警察小説大賞を受賞し(単行本タイトル『ゴースト・アンド・ポリス』)デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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