小学館文庫 キャラブン!<br> 蟲愛づる姫君―春夏秋冬の花束

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小学館文庫 キャラブン!
蟲愛づる姫君―春夏秋冬の花束

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073041
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

史上最強に奇妙な夫婦の、珠玉の外伝集!

「あら、葉歌。何を書いているの?」
「ぎゃ、覗かないでくださいまし。これは彩蘭様にあてた機密文書なんですからね。お妃様は存在自体が重大重要危険機密。私の命が続く限り、何十年でも観察して記録してあげますから、覚悟してくださいね」
「蟲愛づる姫君」こと李玲琳が傾倒する最愛の姉――斎国女帝・李彩蘭の要請を受け、嫁ぎ先での妹姫の行状を長年にわたってひそかに書簡にしたため、こまめに密告する玲琳付きの侍女・葉歌。歯に衣着せない彼女が四季おりおりに女帝へ書き送った機密文書の内容――「むしめづ」メンバーの上にふりかかる大小さまざまな「事件」の顛末とは? 玲琳の双子の娘と息子――十五歳に成長した火琳と炎玲――それぞれの恋のゆくえを描く「春ノ恋文」、双子がまだ赤ちゃんだった頃の、鍠牙パパの子育て奮闘記(!?)ともいえる「夏ノ見舞状」、双子六歳のときに発生したドタバタ誘拐劇「秋ノ怪文書」、そしてこれまで明かされてこなかった、玲琳が魁国に嫁ぐに至った(玲琳自身も知らなかった)前日譚を描く「冬ノ密書」、ほか複数のSS「寸書」をまじえた、「むしめづ」シリーズ待望の、究極にして珠玉の外伝集!

内容説明

“蟲愛づる姫君”こと李玲琳最愛の姉―斎国女帝・李彩蘭の指示で、嫁ぎ先での妹姫の行状を長年にわたって記録している女官・葉歌。歯に衣着せぬ彼女が四季折々に書き送った書簡の内容とは?玲琳の娘と息子―十五歳に成長した双子の火琳と炎玲、それぞれの恋のゆくえを描く「春ノ恋文」、双子がまだ赤子だった頃の、鍠牙パパの子育て奮闘記(!?)「夏ノ見舞状」、双子六歳のときに発生したドタバタ誘拐劇「秋ノ怪文書」、そしてついに初公開、玲琳が魁国に嫁ぐに至った秘密の前日譚「冬ノ密書」ほか、複数の傑作「寸書」を交えた究極にして珠玉の外伝集!

著者等紹介

宮野美嘉[ミヤノミカ]
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
斎国女帝・李彩蘭の要請を受け、嫁ぎ先での妹姫の行状を長年にわたって密かに書簡にしたため、こまめに密告する玲琳付きの侍女・葉歌の報告書の形で送る史上最強に奇妙な夫婦の珠玉の外伝集。歯に衣着せない葉歌が四季おりおりに女帝へ書き送った機密文書の内容。なかなか振り向いてくれない火琳の想い人、炎玲と螢花の蟲比べ、自分に対してだけ懐いてくれる双子に親バカっぷりを炸裂させる鍠牙パパ、先代の側室たちと双子のドタバタ誘拐劇、女帝・彩蘭が妹の夫を決めた理由。周囲の人々の想いも描かれていてこの物語の世界を十分に堪能できました。2023/10/06

るぴん

27
大団円のその後の物語。双子の恋模様を微笑ましく見守り、鍠牙の親馬鹿ぶりに呆れ、葉歌の一家団欒にほっこりし、終始幸せ気分で読了。双子の策に嵌められて、ずっと秘めていた想いを叫んだ風刃が傑作だったなぁ。火琳は良かったけど、今後の鍠牙と風刃の会話が気になるところ。また続編や別の外伝を書いてほしい。2023/10/15

sin

6
kindle版。シリーズ買い。短編集。読みながらこれまでの内容を思い出す。面白く、懐かしく一気読了。2024/04/03

4
〉「本当に……お前は済度し難い愚か者。何をしてもどうあがいても幸せなどなれない、毒の化生。死ぬまでずっと、お前は苦しみ続けるの。私がお前を苦しませるの」「だから最後まで……苦しみぬいて哀れで無様な死を遂げた、その先の地獄の果てまで……一緒にいきましょう」//春は幼き恋が忙しく、夏は親の愛を覚え、秋は想いを振り返り、冬には昔を思い出す。ああ、この国はこの家族はこの愛は、今日も悍ましく楽しく、そして面白い。2023/12/06

みや

2
☆☆☆☆2025/03/13

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