小学館文庫<br> 道をたずねる

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小学館文庫
道をたずねる

  • 平岡 陽明【著】
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  • 小学館(2023/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072693
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

地図の空白地帯を埋めろ!

人はみな「自分の道」をゆく英雄である。
友情、青春、仕事、人生。
俺たちは、ただ前だけを見て歩いてきた――。

地図会社キョーリンの調査員・合志俊介。彼の仕事は日本各地を歩き、家の表札を一軒ずつ書き留めること。
俊介には一平と湯太郎という幼馴染みがいた。三人は十五歳になる年、裏山のクスノキで誓いを立てた。
一つ、友のピンチは助けること。二つ、友の頼みは断らないこと。三つ、友に隠し事はしないこと。
その日から、男たちはそれぞれの“道”を歩き始めた。

地図づくりに生涯を捧げた男たちの熱き物語!

内容説明

地図会社キョーリンの調査員である合志俊介の仕事は、白地図に一軒ずつ家の表札を書き留めていくこと。担当した地域が終われば次の地域へと、日々、日本全国を歩き回っている。そんな俊介には一平と湯太郎という幼馴染みがいた。三人は十五歳になる年、中学校の裏山のクスノキに登り、誓いを立てた。一つ、友のピンチは助けること。二つ、友の頼みは断らないこと。三つ、友に隠し事はしないこと。その日から、男たちはそれぞれの“道”を歩き始める。友情、青春、仕事、老い…。地図づくりに生涯を捧げた男たちのひたむきな生き様を描く感動のヒューマンドラマ!

著者等紹介

平岡陽明[ヒラオカヨウメイ]
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年『松田さんの181日』で第九三回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もぐたん

68
今や当たり前に使われている住宅地図づくりに関わった男たちの人生を描く。地図づくりへの熱い思い、固い絆で結ばれた友情、親に対する尊敬、男たちを支えた女たちのしなやかな逞しさ。泥臭いエピソードが美しい一冊。★★★★☆2023/09/18

PEN-F

38
地図作りを通して人生の歩み方を教えてくれているような感じがした。安心や保証が約束されたような平坦な一本道なんて無いのだろう。回り道をして遠回りをして色々な道を歩いていく事で沢山の経験を積み、そして自信を得て、安心や保証といった類のものを自らの手で引き寄せいくものなのでしょう。そうしたことの積み重ねが自分が求める人生の終着駅に辿り着くことができるのかもしれません。結局どんな道を行くにせよ、マイペースで歩んで行くことがいちばん速く、そしていちばん遠くへ辿り着く方法なのでしょうかね。2024/09/30

てつ

34
住宅地図のZENRINの成長を描いた企業成長物語。アナログからデジタルへと進化し、なおも需要がある企業なんて多くない。もう少し深く知りたいエピソードがあるのが残念ですが、個人的にはおすすめかと思います。2023/11/05

よっち

34
十五歳になる年、裏山のクスノキで誓いを立てた俊介と幼馴染・一平と湯太郎。彼らと切磋琢磨しながら地図会社キョーリンの調査員として日本各地を歩き、家の表札を一軒ずつ書き留めてゆく地図づくりに生涯を捧げた男たちの熱き物語。住宅地図のゼンリンをモデルにしたストーリーのようで、何事も実地の手作業でやらなければなかった時代に、人海戦術も駆使しながら地道な取り組みで全国の住宅地図を作り上げてゆく熱い展開があって、そんな彼らの奮闘を支える人々もまた印象的で、三人の絆で危機を乗り越えてゆくとても爽やかな読後感の物語でした。2023/07/18

Y.yamabuki

21
俊介世代と父親世代それぞれの友情と俊介家族の物語が、キョーリンという地図の会社の発展を軸に語れる。後半部に衝撃的な事実が判明するが、そこで読みながら引っ掛かりのあったものが見事に回収され、切なさと温かい気持たが同時にやって来る。歩いて、一軒一軒表札を確認して地図を作る地味な仕事。仕事にプライドを持つ俊介。その会社の社長の息子の一平。弁護士になった湯太郎。個性が違う故に、補い合える最高の仲間。長い年月に渡って語られた物語は、思った以上にドラマチックで読み応えがあった。 2023/08/18

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