小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> しょったれ半蔵

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
しょったれ半蔵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072105
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大河でも注目!本当は武士になりたかった男

かの有名な忍び、服部半蔵。その二代目は武士だった?
戦国時代に名を馳せた伊賀忍者、服部半蔵保長。その長男・正成は、家を継ぐべく育てられた。しかし忍びの仕事は闇に紛れ命を奪う影の仕事。七歳のある日、初めての任務が下されたが、そのあまりの理不尽さに悩んだ正成は、思わず家を飛び出してしまう。影に生きる忍びではなく、太陽の下、正々堂々と戦う武士になると心に決めて。
時は流れ、渡辺守綱の家で修行を積んだ正成は上ノ郷城で初陣を迎えた。戦場には密命を帯びた父・保長もいた。しかし直後、謎の忍び・梟に父を殺され、さらには正成も命を狙われる羽目に。
変わらず忍びを厭う正成だったが、保長を失った服部家を継ぐよう主君・松平元康に命じられてしまう。武士としては、主からの命令に逆らえるはずもなく、不本意ながらもここに二代目・服部半蔵が誕生したのだった。
しょったれとは、三河地方で「半端者」の意。武士にも忍びにもなりきれない半蔵は、それでも人と縁を繋ぎ、もがきながら死地を駆け抜ける。2023年大河ドラマでも注目のキャラクターが多数登場。気鋭の歴史時代小説作家による、忍びエンタメの最高峰、待望の文庫化!

内容説明

かの高名な忍び、服部半蔵。だが忍者として活躍したのは初代だけ。その息子は武士として名をあげた―。この史実をもとに生まれた傑作戦国エンタメが、待望の文庫化!服部半蔵保長の子・正成。七歳にして一族の後ろ暗い生き方に反発し、家を飛び出す。渡辺守綱のもとで武士修行を積み、やがて初陣に臨むが、その戦で謎の梟面の男に父を殺されてしまう。主君・松平元康に服部家を継ぐよう命じられた正成はしぶしぶ忍びの総領となるのだが。武士にも忍びにもなりきれないしょったれ(=半端者)は、それでも仲間と縁を繋ぎ死地を駆け抜ける。

著者等紹介

谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年東京都生まれ。駒澤大学卒。2012年「蒲生の記」で第十八回歴史群像大賞優秀賞を受賞。13年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』で作家デビュー。18年『おもちゃ絵芳藤』で第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんごろ

145
「しょったれ」とは三河地方では半端者という意味。2代目を継いだ服部半蔵(正成)の成長物語と同時に家康の天下への道程の物語。正成は武士にもなりたくても、運命がそうさせたのか、忍びをしぶしぶやらざる終えなくなった。己を信じて、人に恵まれれば、いつかはしょったれを返上して人生を駆け抜けれる。そう思わせてくた。全体の内容としては、家康の前に立ちはだかる戦や困難を、家康の命により正成が挑む。その様々な戦いがなかなか面白い。登場人物もなかなか個性的で、ラストの二転三転する戦いは思わず手に汗を握った。2023/08/25

マツユキ

16
『どうする家康』前半復習にいいかもしれません。忍びではなく、武士として生きたかったのに、服部半蔵の名を継ぐ事になった青年の物語。ライバルあり、バトルあり、友情ありで、ワクワクしました。年月が過ぎ、地位も、実力も上がり、肉体も変化していくけど、人の中で生きていく半蔵が清々しい。しょったれ、奥が深い。 2023/08/22

豆電球

14
重厚さには欠けるけれども、冒険活劇のようなエンタメ感があって読みやすいです。奇しくも「どうする家康」の服部半蔵にタイプが似ていたり、上ノ郷城での鵜殿エピソード、三河一向一揆、氏真救出など描かれるエピソードも大河と被っていたりで、大河副読本として読んでも面白いと思います。本多忠勝よりも榊原康政の方にスポットが当たっているのも新鮮で面白い。著者の年齢的なものなのか、ラノベっぽさが感じられるので好き嫌いは分かれるかも知れませんが、歴史に興味を持ち始めた人におすすめするのにちょうど良い感じかな。2023/03/30

あきのぶ

3
作者さん、有名だけど経歴が定かでない人物を描くのが上手いと思う。2022/12/08

tako_machida

2
忍者と言えば服部半蔵ってくらい有名ながら、忍者でも武士でもない微妙な立ち位置の半蔵が面白く書かれています。実際の歴史を上手く解釈しているのが面白かったかな。2023/03/25

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