小学館文庫<br> 話す写真―見えないものに向かって

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小学館文庫
話す写真―見えないものに向かって

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072082
  • NDC分類 740.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

写真家畠山直哉が真摯に語る写真とは何か

石灰石鉱山の写真集『LIME(ライム) WORKS(ワークス)』で一躍注目を浴び、いまや日本のみならず世界的に活躍する写真家・畠山直哉。石灰工場、石灰石鉱山の発破の瞬間、都市のビル群などのたぐいまれに美しいプリントで多くのファンを獲得している。撮影対象の面白さと写真の美しさで話題になることの多い畠山だが、いっぽうで「ことばを発する写真家」としても知られている。
本書は、畠山のことばの中から、講演・講義といった、「話された写真」についてのものを集めて、一冊にまとめた著書の待望の文庫化であるる。畠山の〈見ること、認識すること、考えること〉から紡ぎ出された写真についてのことばの中から、さらに、聞き手に伝え、理解を促すことを念頭に考えられた「話し言葉としての写真論」を並べてみると、思考と認識の手段として写真を選んだ、日本にこれまでにあまりいなかった「考える写真家・畠山直哉」が浮かび上がってくる。「写真とは何か」ということを絶えず問い続ける真摯なひとりの写真家の姿である。スマホの普及も相まって、大きく概念を変えつつある写真について、もういちどきちんと考えるきっかけとなる一冊である。







【編集担当からのおすすめ情報】
スマホの普及で、かつてないほど誰もが写真を撮る時代に、あえて「写真とは何か」と考え続ける写真家による、写真を巡る論考集です。ただし、書かれた文章ではなく、講演等で話された「写真論」をまとめたものですから、取っつきにくいと思われるテーマも理解しやすく、分かりやすくまとまっています。

内容説明

カメラを通して世界と向き合う写真家、畠山直哉による写真のはじまりから写真表現の向かう先にまで考えを巡らせたトーク集。写真にかんする思いを聴衆に伝え、理解を促すことを念頭に発表された「話し言葉としての写真論」を並べてみると、日本にこれまであまりいなかった、思考と認識の手段として写真術を選んだ「考える写真家・畠山直哉」の像が浮かび上がってくる。スマホの普及でネット上にたえず何千億枚という写真が氾濫する現在、大きく概念を変えつつある写真についてもういちどきちんと考えるきっかけとなる一冊である。

目次

第1章 仕事について話す(爆発は芸術か?;「川の連作」について;見えるもの、見えないもの;私の場合;写真家と建築;私の仕事について)
第2章 歴史について話す(暗い部屋;写真家と科学者;写真家とアーティスト;写真をはじめから考える一;写真をはじめから考える二)

著者等紹介

畠山直哉[ハタケヤマナオヤ]
1958年、岩手県陸前高田市生まれ。写真家。筑波大学芸術専門学群にて大辻清司氏の薫陶を受ける。1984年筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。1997年、各地の石灰石鉱山を撮影した「LIME WORKS」などで、第二十二回木村伊兵衛写真賞受賞。2011年東日本大震災の津波の被害で母を亡くす。以降、故郷、陸前高田とその周辺にカメラを向けることが多くなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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carrion_crow

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写真家、畠山直哉のトーク集。ドライな感じの作風が割と好きな写真家なのだが、トークは割とアツい感じで意外だった。元々写真をやるつもりではなかったのが、芸大に入ってから写真を始めたとのことで、写真とアートの関係とか写真から入った(?)人ならナイーブな話題としてあんまり真面目に騙らないような話題についても掘り下げていて、なかなか読みごたえがあった。陸前高田のご出身とのことで、震災後の話も気になったが、元の単行本が2010年の刊行という事で、震災後の話は収録されていない。

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