小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 人情江戸飛脚 月踊り

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
人情江戸飛脚 月踊り

  • 坂岡 真【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2022/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094071184
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

世間に知られたくない秘め事を解決します!

どぶ鼠の伝次は元々はへっつい直しのこそどろ。今では世間に知られたくない秘め事を探る商売――影聞きで食い繋いでいる。
その伝次、飛脚を商う「兎屋」の主人・浮世之介にお呼ばれされた。
「狢亭」と名付けられた瀟洒な棲家に上がると、奇妙な髷にかぶいた着物をまとった浮世之介が手酌で酒を呑んでいる。
その横に座しているのは、なんと文化堂の隠居・善左衛門。文化堂は江戸では知らぬ者がいない、筆と硯を扱う老舗の大店だ。
善左衛門によれば、一人息子の嫁・おすまに悪い虫がついたらしく、内々に調べてほしいという。
おすまは、もともと深川で人気の羽織芸者だったが、今では娘も生まれて、内儀としての威厳も備わってきたばかりらしい。
そのおすまと間男との縁を切らせたら、最低でも手切れ金の一割を支払うと言い切る。手切れ金が三百両なら三十両、千両なら百両だ。
滅法割りがいい仕事に、伝次は生唾を飲み込んだはいいが……。
情にもろく、謎の多い粋人・浮世之介が通らぬ筋を一刀両断、人の心のもつれを解きほぐす。
200万部突破の大ヒットシリーズ「鬼役」の著者が描く、人情味あふれる風流時代小説。シリーズ第一弾!


【編集担当からのおすすめ情報】
文庫書き下ろし時代小説で、独自路線を極める「いぶし銀作家」坂岡真先生。花鳥風月を醸し出す文体、人間の陰日向を浮き彫りにする描写、思いも寄らない結末に落ちていく物語……「人情江戸飛脚」シリーズは天下無双の面白さです!

内容説明

どぶ鼠の伝次は余所様の隠し事を探る商売、影聞きで食べている。その伝次、飛脚を商う兎屋の主で、奇妙な髷に傾いた着物をまとう粋人の浮世之介にお呼ばれされた。瀟洒な棲家狢亭に上がると、筆と硯を扱う老舗大店の隠居・善左衛門が―。倅の嫁おすまに悪い虫がついたらしく、内々に調べてほしいという。「首尾よく間男と縁を切らせたら、手切れ金の一割、千両なら百両を払う」と約束する隠居に、生唾を飲み込む伝次。ところが、思わぬ流れとなり、邪な渦に呑み込まれ…。風変わりで謎の多い浮世之介とともに弱きを救い、悪に鉄槌を下す、痛快無比の第一弾!

著者等紹介

坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。花鳥風月、義理人情を妙味溢れる筆致で描く、実力派の時代・歴史小説作家。著書に「鬼役」シリーズ(光文社時代小説文庫)、「火盗改しノ字組」シリーズ(文春文庫)、「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズ(双葉文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

73
飛脚屋を生業にする兎屋の親方・卯之介こと浮世之介は、影聞き伝次とで悪を懲らしめる人情物語。影聞きとは、人が隠したい裏に隠れた事柄を調べる事からつけられた名です。浮世之介は、団子に結った髷に銀の簪を挿し、白地に緋牡丹をあしらった着物を纏って、気ままにふわふわと生きているようで、どこか一本筋が通っている浮世之介が面白く。目が離せなくなります。次作が楽しみです。シリーズ1作目。2022.02発行。字の大きさは…小。2022.08.10~12読了。★★★☆☆2022/08/12

とし

69
人情江戸飛脚 「月踊り」 1巻。人の嫌がることを探って、飯の種に換える影聞き伝次が、飛脚問屋兎屋の主人浮世之介に持ち込み事件を解決する、浮世之介の飄々感が良いですね。2022/11/22

23
さくさくと♪鬼役の作家さんなのに、空気が全く違う作品です。腕がたつのを隠してる点は、同じかも。浮世之介さん、カッケー。2022/07/31

デジ姫

11
見かけも貧相な男、伝次。顔見知りの間ではどぶ鼠で通っているというが中身はいい男だ。影聞きとはまっとうな仕事じゃないらしいが調査に関しては凄腕。主人公じゃないらしいけど主人公以上の活躍ぶりに次回作が待ち遠しい。2022/07/05

蕭白

6
悪くなかったです。2023/11/04

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