出版社内容情報
編集とは、情報の出し入れの間の営みであり、編集工学とは、情報社会をもっとおもしろく生きるための技法である。編集工学研究所を率いる著者が、これからの時代ますます必要となる情報編集術を説く。著者の原点とも言える名著を新装版で。解説・山口昌男/大澤真幸目次新装版に寄せてⅠ 編集の入口第一章 ゲームの愉しみ1編集はどこにでもある2連想ゲームの中で3情報はつながっている第二章 脳という編集装置1考え方とは何か2分節する情報3記憶と再生のソフトウェア第三章 情報社会と編集技術1ずっと前からマルチメディアだった2経済と文化を重ねる3歴史の中のエディターシップⅡ編集の出口第四章 編集の冒険1記号から意味2編集工学の夢3編集技術マトリックス第五章 複雑な時代を編集する1世界モデルが摩耗している2物語の秘密3エディトリアリティの発見第六章 方法の将来1電子の中の編集2編集の創発性3縁側の編集へあとがき解説 山口昌男新装版解説 大澤真幸
内容説明
編集とは情報のIN/OUTの間にひそむ営みだ。「編集工学」とは情報社会をもっとおもしろく生きるための技法である。日本の情報ネットワークの先駆者である著者が説く、情報編集術のバイブル。発展著しいIT技術についても追記した増補版。
目次
1 編集の入口(ゲームの愉しみ;脳という編集装置;情報社会と編集技術)
2 編集の出口(編集の冒険;複雑な時代を編集する;方法の将来)
著者等紹介
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年京都府生まれ。早稲田大学文学部中退。編集工学研究所所長、イシス編集学校校長、角川武蔵野ミュージアム館長。20代で創刊した雑誌「遊」によって、アート・思想・メディアに大きな影響を与える。日本文化、芸術、生命哲学、システム工学など多方面におよぶ思索を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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