小学館文庫<br> 急斜面

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小学館文庫
急斜面

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070903
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ドイツ推理作家協会賞新人賞シリーズ最新作

違法を覚悟でおじの遺灰を撒くべく、クロイトナー上級巡査はスキーシーズンのヴァルベルク山へ登った。山頂近くのレストランでベジタリアンを自称するダニエラという女と出会い、その後二人はスキーを履いてともに下山することになった。夜が迫っていた。
上級コースを滑り降りてしばらく経つと、月を雲が覆い隠し、辺りが闇に包まれた。ゲレンデを外れた二人はやがて夏のハイキングコースに迷い込み、雪の積もったベンチを見つける。そこに雪だるまが座っていた。
クロイトナーが雪だるまの膝の辺りをはらうと中からスキーパンツが現れ、続けて上部の雪を除けると全身が現れた。天を仰ぐような姿で女性が雪まみれになってベンチに座っていた。
クロイトナーの制止を聞かず死体に近づいたダニエラは、死んだ女のスキージャケットを探って鍵の束を取り出すと、冬の夜をも凍らせるような悲鳴を上げた――。

ミースバッハ刑事警察の首席警部ヴァルナー(ただし寒がり)と、はみ出し巡査クロイトナーの迷コンビで人気のシリーズだが、今作は特にクロイトナーの面目躍如たる逸脱行為が事件に大きくからむ。ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞シリーズ、待望の第4弾!

内容説明

違法を覚悟でおじの遺灰を撒くべく、クロイトナー上級巡査はヴァルベルク山に登った。山頂近くのレストランで奇妙な女と出会い、その後スキーで一緒に下山することになった。夜が迫る上級者コースをしばらく滑ると、月を雲が覆い、辺りが闇に包まれた。ゲレンデを外れた二人は森の中の空き地に迷い込み、雪の積もったベンチを見つける。そこに雪だるまが座っていた。ミースバッハ刑事警察の敏腕警部ヴァルナー(ただし寒がり)と、はみ出し巡査クロイトナーの迷コンビシリーズ。今作はクロイトナーの逸脱行為が事件解決(?)に大きくからむ。待望の第4弾!

著者等紹介

フェーア,アンドレアス[フェーア,アンドレアス] [F¨ohr,Andreas]
1958年、ドイツのバイエルン州生まれ。同州の放送メディアで法律関係の職務に携わる傍ら、91年から脚本家として活躍。2009年に『咆哮』で作家デビューし、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞を受賞。同作に始まる「ヴァルナー&クロイトナー」シリーズは本国で圧倒的人気を博している

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。ドイツ文学者、翻訳家。和光大学表現学部教授。F・V・シーラッハ『犯罪』で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」の第一位受賞。ドイツ語圏の小説を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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petitlyz

31
【図書館で借りた】やらかしクロイトナー、またもや第一発見者に。しかも連続で。ろくでもない事ばかりしてるのに、妙にカンが良かったりして意外に侮れない。今作も張り切ってたけど最後にちょっとかわいそうな感じに。早く元気になってまたやらかしてくれないと。長く引きずってるあくどい事件なのに、読み終わるとなぜかクロイトナーに持っていかれてる。次作ではヴァルナーのおじいちゃんもまた活躍してほしい。ヴァルナーも。2023/05/17

星落秋風五丈原

27
いや何より前に何をやってるのクロイトナー?『羊の頭』で賭けで酷い目にあったというのに、またもや賭けトランプをはじめて、身ぐるみはがれてしまう。それにしてもお友達よ、制服分捕るのは嫌がらせだよね?だって警官の制服って売れる?それも今さっきまで着てたような奴だよ、匂うよ?困った困った、このシリーズはいつからコメディになったのだ?もう一人のヴァルナ―がんばれ!2023/03/09

23
このシリーズは、好みです^ ^クロイトナーさん、持ってますね、でも今作では、ちと切ない。早く立ち直ってください!確かにエールを送りたくなりました。2023/03/16

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

21
雪だるまの表紙に怯んでしまったが、なかなか面白かった。クロイトナーの偶然力にはもはや突っ込む事もできなくなったが、これはこれでいいかもしれない。犯行の動機はこれでいいのかなーと思わないでもないが、ラストがよかったのでまあいいか。という感想でした。2024/06/06

しましまこ

21
ま~さ~か~、クロイトナーにエールを送ることがあろうとは!こいつのヤラカシとザマア展開だけを願ってこれまで読んできた私が!まさかの事件、まさかの犯人、面白かった。2023/02/26

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