小学館文庫<br> 警視庁レッドリスト〈2〉

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小学館文庫
警視庁レッドリスト〈2〉

  • 加藤 実秋【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070415
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

不祥事警官の名簿流出! 被疑者=主人公?

阿久津慎と三雲みひろ。ふたりは、変わらず不祥事警察官を赤文字リストに載せるべきかを内偵する部署「職場環境改善推進室」で働いている。一方、かつて阿久津の捜査に利用された宗教団体内部では、後継者争いが勃発。阿久津へ復讐すべきとする勢力が台頭してきた。動きを察知した阿久津は、内偵者を使い、団体の崩壊を画策する。後継者選挙を間近に控えたある夜、かつて因縁のあった警察官から呼び出された阿久津の前に、団体の信者の遺体が! 被疑者となった阿久津。上司の無実を信じるみひろは、単身宗教団体へ乗り込んでいく! 警察組織を揺さぶる頭脳戦の行方は!?
発売即重版の新・警察小説、待望の続編!!

内容説明

阿久津慎と三雲みひろ。ふたりは、変わらず不祥事警察官を赤文字リストに載せるべきかを内偵する部署「職場環境改善推進室」で働いている。一方、かつて阿久津の捜査に利用された宗教団体内部では、後継者争いが勃発。阿久津へ復讐すべきとする勢力が台頭してきた。動きを察知した阿久津は、内偵者を使い、団体の崩壊を画策する。後継者選挙を控えたある夜、かつて因縁のあった警察官から呼び出された阿久津の前に、団体の信者の遺体が!被疑者となった阿久津。上司の無実を信じるみひろは、単身宗教団体へ乗り込んでいく。警察対宗教団体、最後に笑うのは!?

著者等紹介

加藤実秋[カトウミアキ]
1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で創元推理短編賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

85
前作をうろ覚えでも結構楽しめた。阿久津と三雲の二人が不祥事警察官を調査して、赤文字リストに載せるという業務。「職場環境改善推進室」と名の下で調査に入り、警察官によるストーカー被害、遺失物が盗難に遭うなど、片付いたかと思われる事象が後半で一つに繋がっていくという面白さ。一方、阿久津の背後に不穏な影が…。阿久津と三雲コンビが絶妙に面白いのが本作の読ませどころ。阿久津が罠にハメられ殺人の容疑者として逮捕される事件まで起こる。他の監察関係の作品と比べるとややゆるい感じもするが、これはこれで楽しめるので続編を期待。2021/09/24

coolgang1957

48
登場人物みんな脇が甘い考えの人たちです😅しかし、こんな人たちに負けるわけにはいけません(安倍元首相アジテーションを拝借🤣)犯行に対する対価が少ないように思えます。ですが、物語が面白くなればいいのです。それに美味しそうなパンがあればもう言うことなしです😆全体的に室長の好きそうなスイーツ要素が高いパンが見受けられたところには多少の異論がありましたが、まぁそれも最終的に彼を〝流詩哀〟に連れて行けばビールとマリアージュするパンに巡り合え、目覚めることでしょう😆2024/02/20

坂城 弥生

41
今後もレッドリストは狙われるのかな?2022/01/05

みい坊

26
前作を読み返さないと▪▪と思うろ覚えのストーリー。2はそこから繋がる部分が多く、読みながら徐々に記憶が掘り起こされた。2の方が読みやすかった。何よりパンが好き!と言う慎とみひろ。名店50なんてガイドブックをチェックしたり、一緒にパンを買いに行ったり、読んでいて美味しいパンが食べたくなった。前作から慎に遺恨を持っている宗教団体が代替わりでまた不穏な動きを始める。狙われる「赤文字リスト」。遂に慎は殺人の容疑者にされてしまい。知性派の慎と、行動力のみひろ。良いチームになったね、の今回。リストの使い方が怖い。2021/08/22

22
さくさくと♪一作目を思い出しながら読んでました…。かなり忘れてた(ノ_<)カルト集団との件は完了ですが、まだ続くのかな?あたしは、テディシリーズが読みたいよ〜2021/09/19

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