小学館文庫<br> 帝都千一夜―美男のシェヘラザード

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小学館文庫
帝都千一夜―美男のシェヘラザード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070354
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

異国の美青年が語る〈帝都妖霊物語〉

帝都・京橋区にある滝澤旅館の主人は、無口で無愛想な男、和恭。彼が時折、宿の中庭を眺めながら縁側でともに茶を飲むのは、しばらく前からこの宿に滞在している異国の青年サレハだ。
サレハは一年ほど前、遥か遠い砂漠の国から、主命により故郷の品を商うために帝都にやってきた。今は銀座の勧工場を借りて店を開き、故国の華麗な絨毯や優美な道具に囲まれて商売をしている。まるで人形のような美貌を持つサレハだが、意外にも人懐っこく話好きで、時間があれば故郷の風物や闇に沈む者たちの話を和恭に語って聞かせ、和恭も熱心に耳を傾けるのだった。
そんなふたりの周囲で、奇妙な出来事がたびたび起こり人々の心を惑わせる。人を若返らせる水差し、夜店の向こうにあるバザール、香りが消えた金木犀――山伏姿の警視総監・虚空に依頼され、サレハと和恭は、この地にやってきた異国の妖霊たちが関わっているらしき不思議な事件の謎を探ることに……。
人ならざるものを見る青年が帝都で語る、妖霊(ジン)たちの物語。

内容説明

京橋区にある瀧澤旅館の主人である無口で無愛想な男、和恭。彼が時折、宿の縁側でともに茶を飲むのは、旅館に滞在中の異国の青年サレハだ。主命により故郷の品を商うために帝都にやってきたサレハは、遥か遠い砂漠の国の風物や物語を、その美しい声で語って聞かせてくれる。そんな二人の周囲では、奇妙な出来事がたびたび起こり人々を惑わせていた。人を若返らせる水差し、夜店の向こうにあるバザール、香りが消えた金木犀―山伏姿の警視総監に依頼され、サレハと和恭は、この地にやってきた異国の妖霊たちによる不思議な事件の謎を探ることに…。

著者等紹介

三木笙子[ミキショウコ]
秋田県出身。2008年「人魚は空に還る」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー

24
タイトルと表紙絵から、アラビアンナイトの様な感じかなと思い、手に取りました。日本の地にやって来た人を惑わす不思議な妖霊(ジン)、彼らの起こす怪奇現象のようなものをジンと同じ場所からやってきたサレハと共に和恭が謎を追いかけて解き明かすお話の集まりでした。1つずつの話もあっさりしており、サクッと読むには良かったです。ただ…私には合わなかったのかあまり記憶には残らなかった…。2022/11/03

きょん

22
精霊と人間のハーフらしき砂漠の民・サレハと過去持ち旅館店主が妖霊の引き起こす騒動を解決していくバディもの。和洋のイケメンが揃うとは眼福だろうとニヤニヤしてしまった。2021/08/23

しましまこ

22
帝都、旅館の主人と砂漠の国から来た美貌の青年。またもや限りなくニア!美しい2人の青年の物語。ご馳走さまです!2021/07/11

RIN

11
お久し振りの三木先生。誠実で心優しい青年とちょっと憂いのある美形というお馴染みのブロマンスはここにも健在。こちらはミステリーでは無く怪異譚だが、やはり性善説が生きている。舞台は大正風の帝都。半人半妖の美貌のアラブ人なんて小説でも早々お目に掛かれないし、妖霊達は皆どこか愛嬌があって可愛らしい。目に見えぬ者達よりも生きている人間の方が怖いとは世の定説ではあるが、百鬼夜行抄や蟲師が好きなら何かしら心の琴線に触れるかもしれない。和恭が語る、大好きで大事な傍に居るだけで満たされる相手。う~ん、御馳走様でした。2021/10/28

ハルト

9
読了:◎ 旅館の主人の和恭と、その客である異国の青年サレハが出会う、妖霊(ジン)たちの怪異譚。和恭とサレハの関係が友情以上のようで、ときめく。他にも、山伏の警視総監だったり、旅館の番頭の黒柳だったり、お役立ち鳥の赤い鳩ヤークートーとか、キャラで魅せられた。続編出たら読みたい。2021/10/11

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