小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> かぎ縄おりん

個数:
電子版価格
¥508
  • 電子版あり

小学館文庫 小学館時代小説文庫
かぎ縄おりん

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月14日 18時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この親子愛は私の理想――瀧本美織(女優)

日本橋堀留の「駕籠清」の娘おりんは、番頭の祖母・お粂に早く婿を取り商売を継ぐようせっつかれている。しかし目明かしに憧れるおりんにそのつもりはなく、いざこざには真っ先に駆けつける始末だ。
ある日、「高砂屋」に元奉公人・平吉が人質をとって立て籠もった。目明かしの父・嘉平治や同心・磯部金三郎の目をかいくぐり、平吉が隠れる蔵に迫ったおりんは、隙をつき、得意のかぎ縄で罪人を捕らえたのだった。
その活躍に磯部はおりんを目明かしに勧めようとするが、嘉平治は娘の勝手な行動に激怒し、許さない。思わずおりんは本心を白状する。二年半前、嘉平治は神田明神の祭礼で何者かに足を刺され、今も左足を引きずるようにしている。目明しの親分として活躍していた嘉平治が悔しさを噛みしめる姿を見たおりんは、自分も捕物に携わり、いつか父の敵を見つけると決意したのだ。
娘の言葉を聞いた嘉平治は、翌朝、おりんを伴い磯部宅を訪れた。そして、まずは下っ引きとして務めさせ、目明かしにふさわしいか見極めたいと申し出る。おりんは父のあとを継いで、十手持ちになれるのか。時代劇の名手が贈る、痛快捕物帳、ここに開幕!


【編集担当からのおすすめ情報】
ドラマ時代劇「鬼平犯科帳」「剣客商売」「御家人斬九郎」
「水戸黄門」「腕におぼえあり」の
伝説的脚本家による、新シリーズ!
人気時代小説「付添い屋・六平太」シリーズ著者最新作。

内容説明

日本橋堀留『駕籠清』の娘おりんは、婿をとり店を継ぐよう祖母お粂にせっつかれている。だが目明かしに憧れるおりんにその気はなく揉め事に真っ先に駆けつける始末だ。ある日起きた立て籠り事件。父で目明かしの嘉平治たちに隠れ、賊が潜む蔵に迫ったおりんは得意のかぎ縄で男を捕らえた。しかし嘉平治は娘の勝手な行動に激怒。思わずおりんは本心を白状する。かつて嘉平治は何者かに襲われ、今も足に古傷を抱える。悔しがる父を見て自分も捕物に携わり敵を見つけると決意したのだ。おりんは念願の十手持ちになれるのか。時代劇の名手が贈る痛快捕物帳、開幕!

著者等紹介

金子成人[カネコナリト]
1949年、長崎県生まれ。72年、『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

83
女だてらにかぎ縄投げて悪人を成敗する。いやいや、女だからいいのよ。主人公のおりんは駕籠かき屋「駕籠清」の一人娘。店の主はおりんのおばあちゃん。おりんの母親はとうに亡くなり、養子の父親は目明かし。駕籠屋の跡継ぎをおりんにと考えていたばあちゃんの当ては外れ、父親と同じ目明かしになりたいと言う。理由は父が捕り物中に何者かに襲われケガを負う、その犯人を見つけたいという。ふむ、孝行娘だな。ふとした事からおりんが賊をかぎ縄で捕縛したことから目明かしの許可が出る。初回ゆえ、ざっと紹介がてら今後の父娘の活躍に乞うご期待!2021/10/25

やま

80
脚本を多く書いてきた金子成人さんの新作。文政9年(1826年)3月。第11代将軍徳川家斉の治世。江戸は堀留2丁目の駕籠屋「駕籠清」の一人娘おりん18才は、女岡っ引きとなり活躍する物語です。おりんの父・嘉平治は、優秀な岡っ引きだが、足を斬られてから足を引きずって歩くようになる。そんな時にかぎ縄の得意なおりんの活躍を見た北町の定廻り同心・磯部金三郎は、おりんを岡っ引きにする。物語の展開が早く、読んでいて気持ちがいいです。次作が楽しみです。シリーズ1作目。字の大きさは…中。2021.09.24読了。★★★☆☆2021/09/24

本詠み人

34
新作追っている作者さんの新しい捕物帳、開幕!主人公は目明しの父をもち、日本橋堀留にある『駕籠清』の娘“おりん”18歳。番頭として駕籠屋を回している祖母に、婿をとり店を継ぐよう言われている。しかし、おりんは父のように十手持ちになりたいのだ。女の十手持ち!見たことない!表紙のイラストは畠中恵さん『しゃばけシリーズ』と同じで、ちょっと薬種問屋長崎屋が出てきたり、照降町の道安先生が呼ばれたり…他の作家さんのおなじみの名前が出てきて「おっ?」うれしい😆2021/07/29

みかんめろん@RS

33
図書館本。父の後を継いで目明かしになりたい快活なおりん、父親で立派な目明かしの嘉平次、駕籠屋を営む口うるさい祖母のお粂などキャラクターは生き生きしていてとても良かったです。捕物あり人情も悲恋もありの定番時代劇で悪くはないですがおりんの活躍が少なく物語が散漫で焦点が定まらない感じがしました。次巻に期待します。星2つ★★2024/02/21

むつこ

31
表紙のイラストどおり、かわいらしい18歳の女の子が主人公の金子さんの新シリーズ1作目。駕籠屋の娘の「おりん」が父と同じ目明かしの仕事を始める成長物語。これからどんな展開になるか楽しみ。2021/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17961049
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品