小学館文庫<br> TEN〈上〉

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小学館文庫
TEN〈上〉

  • 楡 周平【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 小学館(2021/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094068795
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

汗と涙と歯ぎしりのサラリーマン奮闘小説!

「俺は<異物>だ、負けてたまるか!」――学もない、金もない、失うものは何もない。試されるのは生きる力だ!

戦後の動乱期、横浜のドヤ街で当たり屋稼業をして暮らす「テン」こと小柴俊太は、幼馴染の麻生と偶然再会した縁で、料亭の下足番として雇われる。
ある日、麻生の上司でムーンヒルホテルの次期社長・月岡光隆に見出され、彼の運転手を務めることになる。やがて月岡の会社に就職した俊太は、学歴はないものの、独創的なアイデアと度胸で次々に実績を挙げ、異例の出世をしていく。
さらに麻生のアイデアで結婚式事業を成功させた俊太は、寛司と共に、月岡に招かれる。そこで持ちかけられた新たなビジネスとは……!?

企業小説の旗手・楡周平が会社に蔓延る「男の嫉妬」の恐ろしさを描ききる。


【編集担当からのおすすめ情報】
【著者・楡周平氏からのメッセージ】
IT技術の進化に伴い、ビジネス環境が凄まじい勢いで変化していく時代ですが、振り返って見ると、昭和もまた同じであったのです。そして、新しいビジネスを考案するのも、新事業を確立するのも人間なのは、昔も今も、そしてこれからも変わりはありません。だからこそ、そこにドラマが生まれるのです。ホテル業界の変遷を元に、昭和を全力で駆け抜けた男の波瀾万丈の一代記を、ビジネスパーソンの先達には感謝の気持ちを、現役世代へはエールを込めて書きました。

内容説明

戦後の動乱期、横浜のドヤ街で当たり屋稼業をしていた青年「テン」こと小柴俊太は、幼馴染の麻生寛司と偶然再会した縁で、料亭の下足番として雇われる。ある日、寛司の上司でムーンヒルホテルの次期社長・月岡光隆に見出され、彼の運転手を務めることになる。やがて月岡の会社に就職した俊太は、“異物”と扱われながらも、独創的なアイデアと度胸で次々に実績を挙げ、異例の出世をしていく。さらに結婚式事業を成功させた俊太は、寛司と共に、月岡に呼び出される。そこで持ちかけられた新たなビジネスとは!?企業小説の旗手・楡周平が会社に蔓延る男の嫉妬を描く。

著者等紹介

楡周平[ニレシュウヘイ]
1957年、岩手県生まれ。慶應義塾大学大学院修了。米国企業在職中の96年に『Cの福音』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

278
豊臣秀吉の立身出世譚をビジネス小説のフォーマットで、という試みだろうか。帯の宣伝文句で「男の嫉妬を描く」とか、内容に触れるのはやめて欲しい。下足番からの成り上がりなど、もろに秀吉オマージュであり、そうなると、月岡が信長で、明智は誰か?嫌が上にも想像がつく。少し大袈裟なくらいに、取り組みに対しての成果が出てみるみる頭角を表していくテンの姿は、娯楽小説として丁度いい案配で、読んでいて爽快感が得られる。たしかに、現実世界でこんな後輩がいたら、複雑な心境になりそうだ。嫉妬が膨れ上がる下地が整ったところで下巻へ。2021/04/27

Fondsaule

17
★★★★☆ 上巻は野球場を作るのをどうするかって所まで。 下足番から始まるし、月岡なんて信長そのものだし、 現代版の太閤記だ。 羽柴が小柴、猿が貂になってる訳だ。2022/09/15

shoko

13
こうゆうワクワク系、しばらく読んでいなかったので、元気が出る。2023/02/05

terukravitz

6
★★★★☆2021/02/10

hiyu

5
戦後の動乱期、当たり屋稼業をして暮らす小柴俊太の立身出世が中心。後半部分は結構あっけなく進む印象はあるが、月岡との出会いやその後の邁進ぶりはあまりにも眩しすぎるようにも思える。それが人の目をくらませることになるのだろうか。2021/06/09

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