出版社内容情報
複雑すぎる人間関係に、ついに決着が!?
無自覚に夫を翻弄する蟲大好き姫・玲琳にどこまでも振り回される魁国の王・鍠牙。彼はただひたすら妻を愛しているつもりなのだが、その後宮を構成する数少ない女性陣は、諸事情により全員が全員、キャラと背負ったバックグラウンドが濃すぎて(正妃含む)、鍠牙本人の意志とはまるで関係ないところで日々、大変ややこしく人間関係がこじれていくのだった。
そんなある日、飛国の第二王子・榮覇が、花嫁を探しに魁国を訪れる。本来ならば鍠牙の妹姫たちを候補に入れて訪問したはずの榮覇だったが、蠱師である玲琳をひどく気に入り、夫の鍠牙と離婚させてでも自分の国に連れ帰ると言い出す。鍠牙は当然激怒するが、肝心の玲琳が榮覇のことを面白がってしまい、悶々とする夫をしりめに自ら彼に攫われ、飛国へと旅立ってしまった。
ところが、鍠牙の差し向けた追っ手をかわしつつ旅をしている途中で、榮覇は突然苦しみ始め、意識を失ってしまう。そして次に目覚めたとき、彼は触れるものをすべてを殺してしまう「毒の塊」に成り果てていた。
何者かの蠱毒による攻撃と気づいた玲琳は、榮覇の受けた蠱術を解除しようとするが……? シリーズ第5弾!
内容説明
無自覚に夫を翻弄する蟲大好き姫・李玲琳に、どこまでも振り回される魁の国王・楊鍠牙。相変わらずの変な夫婦関係を築くふたりのもとに、ある日、飛国の第二王子・榮覇がやって来る。彼の目的は花嫁探しなのだが、なぜか玲琳をひどく気に入り、鍠牙と離婚させてでも自分の国へ連れ帰ると言い出して…。当然、鍠牙は激怒。しかし肝心の玲琳はこの事態を面白がり、榮覇とともに飛国へと旅立ってしまう。が、その道中、榮覇は突如意識を失い、次に目覚めたとき、触れるものすべてを殺す「毒の塊」となっていた。果たして玲琳はこの事態を解決できるのか!?
著者等紹介
宮野美嘉[ミヤノミカ]
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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