小学館文庫<br> 新章 神様のカルテ

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小学館文庫
新章 神様のカルテ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094068511
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

330万部のヒット作、大学病院編スタート

栗原一止は、夏目漱石を敬愛する内科医だ。信州・松本平で「24時間、365日対応」を掲げる本庄病院から信濃大学医学部に入局し、早二年が過ぎた。消火器内科医として勤務する傍ら、大学院生としての研究も進めなければならない。そして「引きの栗原」は健在で、患者より医者の数が多いはずの大学病院で相変わらず多忙な日々を送っている。第四内科第三班の実質的な班長を務めている一止は、正義感に燃える研修医たちに共感しながらもいさめ、矛盾だらけの大学病院という組織にもそれなりに順応しているつもりであった。しかし、治療行為も万策尽き、最後のひと時を夫と子供とともに自宅で過ごすことを希望する29才の末期膵癌患者をめぐり、局内の実権を握る准教授と衝突してしまう。
内科医・栗原一止を待ち受ける、新たな試練!
シリーズ330万部のベストセラー、大学病院編スタート!
本編に合わせ、特別編「Birthday」も収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
福士蒼汰さん主演で
超大型スペシャルドラマ化!
(2時間×4話=8時間!)
テレビ東京系列にて
2021年1月クール放送予定!

「青年内科医・栗原一止が、巨大な組織の中で描きだす、
ささやかな“希望”を、多くの人に届けたいと思う」
--夏川草介

内容説明

栗原一止は、信州松本に住む実直にして生真面目な内科医である。「二十四時間、三百六十五日対応」の本庄病院を離れ、最先端の医療を行う信濃大学病院に移り早二年。患者六百人に医者千人が対応する大学病院という世界に戸惑いながらも、敬愛する漱石先生の“真面目とはね、真剣勝負という意味だよ”という言葉を胸に、毎日を乗り切ってきた。だが、自らを頼る二十九歳の女性膵癌患者への治療法をめぐり、局内の実権を握る准教授と衝突してしまう。330万部のベストセラー、大学病院編スタート!特別編「Birthday」も同時収録。

著者等紹介

夏川草介[ナツカワソウスケ]
1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は10年本屋大賞で第二位となり、一六〇万部のベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

220
漱石先生の名作をパロって… 患者優先の頑固一徹で医者になってから苦労ばかりしている。本庄病院に居る時分、当直の夜に何故か重篤な急患が多く運ばれ「引きの栗原」と呼ばれたことがある。そんなに救急を受けなくとも断れば良いと言う人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。「医は仁術」を志し励んでいたら同業者の多くが仁術より算術を考えねば金は貯まるまいと囃したからである。 そんな栗原先生がステージを大学病院に移し患者優先を貫くために奮闘する物語です。苦いお話の多い中で小春ちゃんの可愛さが救いですね。 (^_^)v2021/01/09

五右衛門

84
読了。全部好きです。主人公、細君、小春、男爵、学士殿、御家老、鬼切、利休他みんなみんな好きです。大狸先生それからそれから... あまりにも過酷な業務の中にもひとときの安らぎがあり院内での軋轢に揉まれ、しかし仲間の助けがあり、焦らず乗り越えて行く姿に憧れました。内容は辛く涙無くしては読めませんでした。けれども読み終えて、又明日に向かって行ってやろう❗と前を見据えられた気がしました。シリーズ待ってます。2021/04/09

優希

79
新たな物語の始まりでした。大学病院に異動してから早2年が経ったのですね。大学病院の世界に戸惑うイチさんはやっぱりイチさんだなと思わされます。真面目に患者に寄り添う姿が微笑ましい。これから先もイチさんなりに患者と向き合うのでしょうね。今後もシリーズを追いかけたいですね。2021/04/15

湯湖

64
シリーズ5作目。大学医局の矛盾や理不尽に苛まれる中、ある膵癌患者への治療を通して医療のあるべき姿を実現しようと奮闘している一止たちに頭が下がる。そしてところどころでの、旧友たちとの丁々発止のやり取りに和む。シリーズ中、一番好きかも。2023/05/20

Makoto Yamamoto

60
全巻では一止が大学病院に移るところまでだったが、今回その3年後から始まる。 一止にも榛名との間に小春が生まれ、御嶽荘が無くなってしまうかも知れない危機の中、病院では29歳の女性の膵癌と対峙する。本庄病院ジトと同じように患者、家族に寄り添った治療を行うが、大学病院のありようとは合わず、非難の的に。 転任も覚悟するが、教授、御家老からは思いがけない言葉が。。。 まだまだ続いて欲しい作品。2024/08/11

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