小学館文庫<br> 羊の頭

個数:
電子版価格
¥1,265
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
羊の頭

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月19日 13時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094068047
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作、第2弾

その日、ミースバッハ刑事警察の上級巡査クロイトナーは、リーダーシュタイン山の頂上を目指していた。全欧警察技能コンテストに向けてのトレーニングの一環だった。
やっとの思いで頂上に着くと、小さな礼拝堂のそばになぜか大きなビール樽が立ててあった。運んできたのは顔見知りの小悪人スタニスラウス・クメーダーだった。
挨拶もそこそこに、クロイトナーは突然気分が悪くなり、頂上を囲む手すりから身を乗り出して嘔吐する。だが、顔を上げて振り向くと、クメーダーの姿が消え、頭部が吹き飛んだ胴体がその場所に横たわっていた。
2年前、クメーダーの恋人が失踪した。クメーダーが殺される前、クロイトナーはその失踪中の恋人の行方を弁護士のファルキングが知っていると聞かされていた。
クメーダーの恋人が失踪した頃、弁護士のファルキングは、20万ユーロに及ぶ大金を義父から借りていた。ファルキングは仕事上の損失を補填するため、インサイダー取引の危険な賭けに出るつもりだった。

ネレ・ノイハウスと並び称されるドイツ・ミステリのビッグ・ネームが本書の著者アンドレアス・フェーアである。
2010年ドイツ推理作家協会賞(フリードリヒ・グラウザー賞)新人賞を受賞した『咆哮』(小学館文庫)に続く、ドイツで大人気の傑作警察小説〈ヴァルナー&クロイトナー〉シリーズの第2弾をお届けする。

内容説明

リーダーシュタイン山の山頂で男の頭部が吹き飛ばされた。男は死の直前、たまたまその場に居合わせたクロイトナー上級巡査に、失踪した恋人の行方をある弁護士が知っていると告げていた。恋人が失踪したのは二年前、男の度を超した暴力に耐えかねてのことだった。同じ頃、弁護士は、仕事上の損失を隠蔽すべくインサイダー取引を計画し、義父からおよそ二十万ユーロを借りていた。やがて射殺された男の友人が弁護士のユーロカードから金を引き出していたと判明するのだが…。ドイツ推理作家協会賞新人賞受賞『咆哮』に続く、傑作警察小説シリーズ第二弾!

著者等紹介

フェーア,アンドレアス[フェーア,アンドレアス] [F¨ohr,Andreas]
1958年、ドイツのバイエルン州生まれ。同州の放送メディアで法律関係の職務に携わる傍ら、91年から脚本家として活躍。2009年に『咆哮』で作家デビューし、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞を受賞

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。ドイツ文学者、翻訳家。和光大学表現学部教授。F・V・シーラッハ『犯罪』で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」の第一位受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

90
本作はシリーズの二作目で、いきなり読んだので、登場人物の関係がつかめず、最初は混乱した。物語は何者かが山の山頂で狙撃され、殺害されてしまう。一方、その2年前、DVに耐え切れなくなったカトリーンが、一人の男から逃げ出そうと策謀する時系列の物語があって、その二つの物語が交錯しつつ語られながら、いくつかの殺人事件が撒き散らされ、結末へと至ることになる。冒頭の出来事からは思わぬ方向に展開するので、話の複雑さに振り回されないようにする必要があると思う。機会があればシリーズ第一作の「咆哮」を読んでみたいと思う。2021/09/16

星落秋風五丈原

36
いやヴァルナ―よかったね!今回はそれしか言えないわ。2021/09/30

petitlyz

29
【図書館で借りた】前編からそうだったけどクロイトナーは”持ってる”!ヴァルナーのお爺ちゃんも元気。ヴァルナーだけ相変わらず寒がり。ストーリーは一筋縄でなくて、最後までなかなか安心できなかった。なんでどこの国に行っても、ろくでなしの男はパートナーの女性に暴力をふるい、かつその女性に異常に執着するのか。よくあることといえばそうかもしれないけど、こんなことも解決できない現代社会って…となる。2021/10/28

29
楽しみましたぁ♪クロイトナーさんといい、ヴァルナーのお祖父さんといい、面白いです。お話しは、何とも悲しいと言うか、DV絡みのは読んでてツライですね。シリーズの翻訳続いて欲しいです~。2021/10/15

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

26
羊の頭、がどこかに出て来たが、忘れてしまった💦 前作の「咆哮」よりも筋道が立って納得のラストではないだろうか。それにしても「三体」の後に読むとクズの男が多すぎて一気に現実世界に戻ってしまった。三体に出て来たクレーバーな物理学者や宇宙研究者や宇宙船の戦士が全然いない。リアルな日常が!2024/01/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18420380
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品