小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 雪燈―浄瑠璃長屋春秋記

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雪燈―浄瑠璃長屋春秋記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067989
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

離ればなれだった最愛の人を抱きしめる幸せ

最愛の妻・志野が介護をしていたという、公儀のお尋ね者であった蘭学者・野田玄哲とかかわりの深い、笠間藩『辰巳屋』の一人娘・千里からの文に目を通した青柳新八郎。
四年前、不意に家から姿を消したまま、いまだ行方知れずとなっている妻との糸は切れてはいなかった――。
千里の文によれば、船で川を下り、笠間藩を出た志野は、翌日江戸の商人で、紙問屋『富田屋』の主・清右衛門の助けを借りて、江戸に向かったという。
ようやく妻に繋がる糸を手繰り寄せたかと思われたが、なんと、浄瑠璃長屋の住人・八重が驚くべき窮地に立たされ、さらに志野までもが命の危機にさらされることに……。
弟の万之助に家督を譲り、陸奥国平山藩から江戸へ出、『よろず相談承り』を生業とする貧乏浪人となってまで、探し続けた努力は報われるのか?
涙を流さずしては読み終われない、珠玉の時代小説。感動のシリーズ最終巻。


【編集担当からのおすすめ情報】
シリーズ第一弾『照り柿』は発売即重版、第二弾『潮騒』、第三弾『紅梅』も絶好調です。
テレビドラマ化された時代劇「桂ちづる診察日録」(原作『藍染袴お匙帖』シリーズ)の、押しも押されもせぬ大人気時代作家が綴る、江戸の風情をぜひご堪能下さい。

内容説明

青柳新八郎は、笠間藩辰巳屋の一人娘・千里からの文を読んでいた。千里は、行方知れずの妻・志野が介護をしていたという、お尋ね者の蘭学者・野田玄哲と縁が深いのだ。千里によれば、笠間藩を出た志野は、江戸の紙問屋・富田屋清右衛門の助けを借り、船で旅立ったらしい。ようやく妻に繋がる糸を手繰り寄せたと思ったのも束の間、浄瑠璃長屋の隣人・八重が思わぬ窮地に立たされてしまう…。弟に家督を譲り、陸奥国平山藩から江戸へ出、『よろず相談承り』を生業とする浪人となってまで、妻を探し続けた努力はついに報われるのか?感涙必至の時代小説最終巻。

著者等紹介

藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京が主宰した「創翔塾」出身。2013年に、「隅田川御用帳」シリーズで、第二回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

84
浄瑠璃長屋春秋記4作目《最終巻》 2020.08発行。字の大きさは…中。 月の道、冬蛍、雪燈の3話。 青柳新八郎と妻志野の夫婦愛の物語です。 新八郎は、4年前に突然失踪した志野を探すため、浄瑠璃長屋に住み相談や事件を解決しながら、妻を信じて探し続けます。日が経つに従い、志野への想いが募り苦悩する日が続きます。🌿🌿とうとう新八郎は、妻志野を探しだすことが出来ました。最後まで息のつまる展開でした。これで終わりというのが、もったいなくて、まだ続きを書いていただきたい思いがしてきます。🌿🌿2020/12/03

ごへいもち

6
別版で読了2024/12/30

千日紅

6
★3.5 内容(「BOOK」データベースより) 青柳新八郎は、笠間藩辰巳屋の一人娘・千里からの文を読んでいた。千里は、行方知れずの妻・志野が介護をしていたという、お尋ね者の蘭学者・野田玄哲と縁が深いのだ。千里によれば、笠間藩を出た志野は、江戸の紙問屋・富田屋清右衛門の助けを借り、船で旅立ったらしい。ようやく妻に繋がる糸を手繰り寄せたと思ったのも束の間、浄瑠璃長屋の隣人・八重が思わぬ窮地に立たされてしまう…弟に家督を譲り、陸奥国平山藩から江戸へ出、浪人となってまで、妻を探し続けた努力はついに報われるのか?2021/02/10

まる

4
著者自身のあとがきによれば、最終的に志野の生死をどうするかと迷いがあったらしい。この最後の成り行きで志野が命を落とし、新八郎が八重と結ばれることはあり得ない運びだと思う。何段階にもなる2人のすれ違いはあるにしても、人口百万と言われた江戸で巡り会うとは幸運そのものだった。どうせなら新八郎は最後は腐った床を踏み抜いて昏倒するなどということではなく、かっこよく敵をやっつけて妻を救いだすということにしなかったのは何故なのか。そのあたりの作者の意図を知りたい。2022/02/18

のあこ

0
浪人青柳新八郎シリーズの最終巻。 新八郎の周りの人々には、思いやりと慈しみが溢れている。 それだけ辛い時代だったのかな? その為に人々の繋がりで生き延びて来られたのかしら。2024/06/07

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