小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 大正野球娘。〈1〉

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
大正野球娘。〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067873
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

男子に野球で挑む、名門女子校のモガ9人!

時は、大正十四年七月――。
東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅は、洋食屋《すず川》の一人娘で、十四歳。
ある日突然、級友の小笠原晶子に、「一緒に野球をしていただきたいの!」と誘われた!?
親が貿易を営む御令嬢の威厳に圧され、思わず頷いてしまう小梅……。
野球がどんなものかをまったく知らないのに!
どうやら、小笠原家のパーティーに出席していた、朝香中学の岩崎荘介に関係している模様。
しかも、晶子と荘介は、なにやら因縁があるらしく――。
なんとか、英語のアンナ先生から野球を教えてもらえることにはなったが、思わぬ壁が立ちはだかって。
大正モガが、野球にグルメにと、ハイカラな時代を奔り回る、シリーズ第一弾!


【編集担当からのおすすめ情報】
テレビアニメ化・コミック化された、人気女子野球小説が初の文庫化!

内容説明

時は大正十四年七月。東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅は、洋食屋“すず川”の一人娘で、十四歳。ある日突然、級友の小笠原晶子に、「一緒に野球をしていただきたいの」と誘われた。親が貿易商社を営むお嬢の威厳に圧され、野球がどんなものかをほとんど知らないのに、思わず頷いてしまう小梅。どうやら、小笠原家のパーティーに出席していた、朝香中学の岩崎荘介に関係しているよう―。英語のアンナ先生から野球を教えてもらえることにはなったものの、思わぬ壁が立ちはだかって…。大正モガが野球にグルメにとハイカラな時代を奔り回る、シリーズ第一弾!

著者等紹介

神楽坂淳[カグラザカアツシ]
1966年、広島県生まれ。2007年、『大正野球娘。』で、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

14
大正末年を舞台に女学校に通う洋食屋の娘・小梅が級友のお嬢こと小笠原晶子から野球に誘われたことから始まる野球女子ロマンスのシリーズ第一弾。初めはお嬢の圧に押されて引きずられるように協力していた小梅だが、ある事件をきっかけに本気になっていく姿が愛らしい。許嫁の三郎との恋の行方も気になるところ。小梅を取り巻くお嬢、雪、乃江、巴ら級友たちも個性豊か。一人だけ庶民の小梅に彼女らの好意が向いているのは百合みがあって好きですね。第一関門を突破し、野球ができるようになった小梅たちの今後がどうなるのか、次巻が楽しみです。2020/08/26

みかんめろん

1
主人公の親友のお嬢様が婚約者に見下された発言をされたことから一念発起して野球で対決しようという物語。小梅さんはじめ登場するお嬢様たちはみな個性的で魅力的。軽くロマンスもあり。大正モダンガールの雰囲気が楽しい。登場人物が多いので1巻はほぼ顔出しと準備で終わりです。本編は2巻以降。星2つ★★2022/04/28

かやは

1
2021年の読み初めです。▽やっぱりアニメ版の印象が強いんだけど、かなり別物で驚きました。▽よくわからない野球というものをすることになり、仲間を集め、友情を深め、大人たちの協力が得られたところで1巻が終わるんだけど、徳間ノベルズ版は2巻(試合編)が出るまで1年と3ヶ月……。2021/01/05

だいゆー

1
(^^2020/07/15

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