小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 紅梅―浄瑠璃長屋春秋記

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紅梅―浄瑠璃長屋春秋記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067835
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「よろず相談承り」の看板に嘘偽りなし。

『よろず相談承り』で口を糊しながら、行方知れずの妻・志野を探す浪人・青柳新八郎は、浄瑠璃長屋の木戸を潜った。
と、家の前には北町奉行所の見習い同心・長谷啓之進と、長屋に住む八重の姿が――。
諸物をなんでも買い付ける「宝屋」の大おかみ・おていの用心棒を引き受けた帰りだった。
なにやら難しい顔をしている啓之進は、最近、岡っ引の仙蔵が顔を見せないため、どうしても気になってしまい、この長屋までやって来たという。
心配する三人の相談が耳に入ってしまったのか、仙蔵の隣に住む大工の女房・おくまが口を挟んできた。
おくまの話によれば、どうやら、十日ほど前に長屋を訪ねてきた、口元に小豆ほどの黒子のある、美しい女と関わりがあるようだ。
なにかしら仙蔵の過去と繋がっているのだろうと考えた新八郎は、早速、昔住んでいたという長屋へ足を運ぶと、そこにも例の女が現れたというではないか……。
翌日、「宝屋」の店先で偶然、路地に消えていく仙蔵の背中を目にした新八郎は不審を覚える。
「宝屋」のおていは、以前に二度も危ない目にあっているらしい。
元巾着切りの岡っ引に、いったい何があったのか?
人気シリーズ第三弾。


【編集担当からのおすすめ情報】
シリーズ第一弾『照り柿』は発売即重版、第二弾『潮騒』も絶好調です。
テレビドラマ化された時代劇「桂ちづる診察日録」(原作『藍染袴お匙帖』シリーズ)でも、大人気を博した時代作家が描く江戸情緒をぜひ。

内容説明

『よろず相談承り』で口を糊しながら、行方知れずの妻を探す浪人・青柳新八郎は長屋の木戸を潜った。と、家の前には見習い同心・長谷啓之進の姿が。諸式をなんでも買い付ける「宝屋」の大おかみ・おていの用心棒を引き受けた帰りだった。難しい顔の啓之進によれば、最近岡っ引の仙蔵が顔を見せないという。どうも十日ほど前に長屋を訪ねてきた、口元に黒子のある女と関わりがあるらしい。翌日、「宝屋」の店先で、路地に消えていく仙蔵の背中を目にした新八郎は不審を覚える。元巾着切りの岡っ引に何があったのか―?深い夫婦愛に涙が伝う、時代小説第三弾。

著者等紹介

藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京が主宰した「創翔塾」出身。2013年に、「隅田川御用帳」シリーズで、第二回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

86
浄瑠璃長屋春秋記3作目 2020.06発行。字の大きさは…中。秋の雨、いのこずち、紅梅の3話。青柳新八郎と妻・志野の夫婦愛の物語です。新八郎は、4年前に突然失踪した志野を探すため、藩を出て浪人として江戸へ出て浄瑠璃長屋に住み相談や事件を解決しながら、妻を信じて探し続けます。🌿🌿テンポがよく、読んでいると次はどうなるか気にかかり、2作目、3作目と読んでいます。それは、新八郎の人柄が良いことと、妻への深い愛情が伝わってくることです。次作で、この物語も終わりです。どのような終わり方になるのか楽しみです🌿2020/12/02

千日紅

5
★4 内容(「BOOK」データベースより) 『よろず相談承り』で口を糊しながら、行方知れずの妻を探す浪人・青柳新八郎は長屋の木戸を潜った。と、家の前には見習い同心・長谷啓之進の姿が。諸式をなんでも買い付ける「宝屋」の大おかみ・おていの用心棒を引き受けた帰りだった。難しい顔の啓之進によれば、最近岡っ引の仙蔵が顔を見せないという。どうも十日ほど前に長屋を訪ねてきた、口元に黒子のある女と関わりがあるらしい。翌日、「宝屋」の店先で、路地に消えていく仙蔵の背中を目にした新八郎は不審を覚える。2021/02/07

まる

4
口入れ屋の仕事にまつわる話しはどうでもよいので、早く志野にたどり着いて欲しいのに、手掛かりを辿って行くと、更にその先へと急に手掛かりが消えかけるのが苛立たしい。昔のメロドラマのすれちがいのようだ。それにしても江戸は複雑な行きがかりを抱えた人々が集まる場所だったようだ。江戸に暮らす浪人は時代小説にはなくてはならない立場のようだ。2022/02/14

だいゆー

2
(^^2020/08/11

のあこ

0
行方知れずの妻を探す浪人青柳新八郎シリーズ3冊目 多くの事件を解決しながら、妻志野への手掛かりを少しずつ得て行く新八郎が切ない。 そうも人を愛せるものか?真実を知りたいだけなのか?2024/06/04

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