出版社内容情報
閻魔大王、歌舞伎町を駆ける!
49日間の休日を終え地獄へ帰ったものの、トラブル発生により、またしても現世にやってきた地獄の大王閻魔さま。再び人間の『大央炎真』となって、地獄の秘書・小野篁とともに新たな49日間の休暇を過ごすことに。
今回、地蔵菩薩に用意してもらった住処は、閑静な住宅街が広がる吉祥寺ではなく、大勢の人で賑わう新宿・歌舞伎町にあるビルの一室。少々騒がしいが、デパ地下も近い。現世のスイーツが大好きな炎真は、延長になった休暇中、美味しい菓子を思う存分堪能するつもりだ。
昼夜問わずの人混みにもやっと慣れてきた数日後。ビルの二階で古美術商をやっている胡洞という男が、美しい振り袖を手に炎真たちの部屋をおとずれる。その振り袖には霊が憑いていて、持ち主の女性たちがつぎつぎと殺人者になる「呪いの振り袖」だというのだ。胡洞が持参したタルトにつられ、炎真は振り袖を調べることになるが…!?
人間に紛れて妖怪も暮らす魔都・新宿は、霊の心も惑わせる!? さらに厄介な事件に巻き込まれることになった炎真が、迷える魂を地獄へ送るために歌舞伎町を駆けまわる! 「えんま様」新シリーズ、待望のスタート!!
【編集担当からのおすすめ情報】
カバーイラスト/スオウ
内容説明
四九日間の休暇を終えて地獄へ帰ったものの、トラブル発生で現世へ戻ってきた地獄の閻魔大王。再び人間の『大央炎真』となり、秘書の小野篁と、今度は新宿・歌舞伎町の雑居ビルで暮らすことに。そんな炎真のもとに持ち込まれた、美しい振り袖。ビルの二階で古美術商を営む胡洞という男によると、持ち主の女性がことごとく不幸になる「呪われた振り袖」らしい。炎真は胡洞が持参したスイーツにつられ、振り袖の謎を調べ始めるが―。人間に紛れて妖怪も暮らす魔都・新宿で、迷える魂を地獄へ送還!?「えんま様」新シリーズ、待望のスタート!!
著者等紹介
霜月りつ[シモツキリツ]
富山県出身。「えんま様の忙しい49日間」シリーズの他、漫画化もされた「神様の子守はじめました。」などの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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