出版社内容情報
旦那さまは龍神でした――
子どもの頃に両親を亡くし、叔父夫婦に引き取られた小夜子。何をしても叱られてばかりで、叔父が営む土産物店でもこき使われているが、お客様のためにと毎日笑顔で頑張っている。
ある日、大事な取引先である泉宮酒造の経営者、泉宮浅葱が店にやってくる。叔父の店は経営難で、泉宮への支払いを滞らせていたらしい。冷酷で無慈悲、従業員も夜逃げする…と悪い噂が多い浅葱だが、泉宮の酒は評判がよく、取り引きを打ち切られると叔父の店は大打撃だ。心配する小夜子だが、後日、叔父から衝撃的な言葉を告げられる。なんと、浅葱が小夜子との結婚を望んでいるらしい。叔父は小夜子の気持ちも聞かず、店のためだと強引に話を進めてしまう。
婚礼の日、緊張する小夜子を出迎えた浅葱は、無表情ではあるものの意外にも細やかな気遣いをみせてくれる。だがその晩、浅葱と契りの口づけを交わした小夜子は、驚くべきものが見えるようになる。なんとこの泉宮酒造は、あやかしたちが働く酒蔵で、浅葱の正体は龍神だったのだ! 恐ろしさのあまり、小夜子は泉宮の家を飛び出してしまうが――。
龍神と犬神に囲まれて送る新婚生活は、予測不能で波乱万丈!? あやかし夫婦ストーリー!
内容説明
両親を亡くして叔父夫婦に引き取られ、叔父が営む土産物店でこき使われていた小夜子。ある日、取引先である泉宮酒造の泉宮浅葱が店にやってくる。どうやら叔父が支払いを滞らせていたらしい。冷酷で無慈悲と悪名が高い浅葱だが、泉宮の酒はよく売れる。取引中止を避けたい叔父は強引に小夜子と浅葱の結婚話を進めてしまう。そして婚礼の日の晩。浅葱と契りの口づけを交わした小夜子は、驚くべきものが見えるように。なんと、泉宮酒造の従業員はあやかしで、浅葱の正体は龍神だった!恐ろしさのあまり小夜子は泉宮の家を飛び出してしまうが―。
著者等紹介
朝比奈希夜[アサヒナキヨ]
2010年よりWEB上にて小説の発表を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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