出版社内容情報
全ての親娘に。もらい泣き必至の結婚式小説
「あたし、生まれてきてよかった」
シリーズ1000万部ベストセラー
『バッテリー』完結から12年!
ついに辿り着いた
あさの文学の最高到達点!
謹啓 光がきらめきを増し、本格的な夏の到来を感じるころとなりました。
この眩しい季節に、わたしたちは結婚いたします。
つきましては、わたしたちの結婚の宴にぜひとも
ご臨席をお願いしたく、 招待状をお送りさせていただきます。
わたしたちが、わたしたちの新たな旅立ちを
祝っていただきたいと思う方々だけを
ご招待した、ささやかな宴です。
ご多用中とは存じますが、どうか、よろしくお願い申し上げます。
謹白
日時 七月一日 午前十一時より
場所 やまべリラホテル 二階 インディゴ
九江 泰樹 瀬戸田 萌恵
「私たち、本物の夫婦になれるかな?」
【編集担当からのおすすめ情報】
「王様のブランチ」で取り上げられ大反響!
解説は、松井玲奈さんです。
内容説明
わたしたちの新たな旅立ちを祝っていただきたいと思う方々をご招待した、ささやかな宴です―。小さな創作料理のレストランを始めるという泰樹と萌恵の披露宴が始まった。式の前に「大切なものを捨てる結婚はしません」「泰樹とは積み上げていける。捨てるんじゃなくて育てていける」と語った萌恵には、産みの母と育ての母がいた。二人の母の間で揺れ、環境に振り回される自分の存在に苛立ちながら成長した彼女が目指す、本物の夫婦像とは。居合わせた人々が、家族の形や生き方に真摯に向き合おうとする姿を描く、感涙の結婚式小説。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。97年『バッテリー』で第三五回野間児童文芸賞、99年『バッテリー2』で第三九回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全六巻で第五四回小学館児童出版文化賞を受賞。11年『たまゆら』で第一八回島清恋愛文学賞を受賞。児童文学やYA、時代小説など幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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