出版社内容情報
本書は唯一の公式テキストであり、広く正確な理解が必要な昨今の環境へのアプローチについて、改めて整理し直し、その基本をわかりやすく解説しました。企業で話題のSDGsや、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み、大気汚染のメカニズム、広がるPFAS問題、気候変動と自然資本の企業の対応など、これから知っておきたい情報が満載です。
2025年度以降の試験対策で学習する人をはじめ、地球環境に関心のあるすべての人に最適な1冊です。
内容説明
広い視野と正確な理解が求められる環境へのアプローチについて、基本知識と基本情報を整理しなおし、わかりやすく解説しています。各単元にはSDGsの各目標を対応させ、関連性を明確化しました。気候変動問題の道筋となったパリ協定とカーボンニュートラル、それを進めるGX推進戦略とエネルギーの現状、生物多様性の新たな目標と自然資本、TCFDやTNFDなどの注目トピックなど、知っておくべき情報が満載です。最新の環境テーマはもとより、SDGsにつながるトータルな教科書として、大学や専門学校などで活用できるほか、あらゆる人に読んでいただきたい1冊です。
目次
第1章 持続可能な社会に向けて
第2章 地球を知る
第3章 環境問題を知る
第4章 持続可能な社会に向けたアプローチ
第5章 各主体の役割・活動
第6章 エコピープルへのメッセージ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ろへい
2
これと公式問題集だけでeco検定取得をめざす。日本の環境問題は、日本4大公害から始まったことがわかる。環境への意識が日本人に芽生えてからまだ50年くらいしか経っていない。菅元首相がカーボンニュートラルを声高に唱えていたときは、きれいごとだと冷ややかに見ていたが、温暖化の進行度合いを知ると温暖化対策が待った無しだということがよく理解できた。トランプ大統領が地球温暖化はデタラメだと言ってパリ協定を離脱したが、そちら側の論理も知っておきたいと思った。国際機関の環境問題への取り組みと歴史が簡潔にまとめられている2025/10/25




