出版社内容情報
生きてるクジラを楽しもう!
2018年12月、突然IWC(国際捕鯨委員会)からの脱退を表明し、2019年7月より商業捕鯨を再開することになった日本。世界的な反捕鯨の風潮のなか、それは正しい選択なのか?
クジラとの長い歴史をもち、クジラの恩恵を深く受けてきた日本だからこそ、新しいクジラとの付き合い方があっても良いのではないか?
ジュラ期の恐竜、ブラキオサウルスの25メートルよりもさらに10メートル以上も長い、現存する地球最大の哺乳類、クジラ…そのクジラが目の前でジャンプする姿を見ることが、面白くないはずがない。好奇心のかたまりのキューソク氏が、自ら体験したクジラの魅力と不思議をたっぷり語る、汗と涙と笑いの体験的事始め探鯨エッセイ集。今回のIWC脱退問題および最新鯨図鑑+ホエール・ウォッチングポイントガイドも付いて、この一冊で、居ながらにして、今日からあなたもクジラを丸ごと楽しめます。
【編集担当からのおすすめ情報】
4半世紀前、日本で初めてホエール・ウォッチングを主催実行した漫画家・岩本久則の1995年に発売されて話題になったあの名エッセイ集が、IWC脱退問題に関する新編を加筆して(予定)、いま甦る!
内容説明
人間とほぼ同じ寿命を持ち、地球規模の回遊をし、歌を唄い、跳び跳ね、子供を育て、三千メートルの深海に潜り、でもまだまだ生態がわかってない地球最大の生物。いまこの瞬間にも、あなたと同い年のクジラが大洋を悠然と泳いでいるかもしれない…。三十年前日本で初めてホエール・ウォッチングを敢行した愛鯨漫画家・岩本キューソク氏が、そのトリビアな生態から、ジョン万とクジラと日本開国との関係、IWC問題、国内外ホエール・ウォッチング体験記&実用ガイドまで、生きたクジラの魅力を絵と文と写真で丸ごと伝える、楽しさ沸き出るクジラ入門書!
目次
1 クジラってなに?
2 ホエール・ウォッチング
3 日本の夜明けはクジラから
4 クジラの価値
5 鯨史
6 マッコウクジラの歯ぎしり
7 クジラを見に行く!
著者等紹介
岩本久則[イワモトキュウソク]
1939年高知県生まれ。漫画家、エッセイスト。ナンセンス漫画に独自の境地を切り開く。野鳥やクジラへの造詣も深くそのジャンルでのエッセイストとしても知られ、1988年に小笠原で日本で初めてのホエール・ウォッチングを敢行。1987年『鳥神話』で第16回漫画家協会優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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