出版社内容情報
進化も成長もしないまま遂にシリーズ第6弾
おれたちが必死で釣った魚は、猫もまずいといって跨いでいく――
米子の海岸で手作りテントを建設し、富山湾ではホタルイカ掬いに精を出す。
八丈島の堤防ではムロアジ大漁に歓喜の雄叫びをあげたのだが、秘島・青ヶ島ではなんと監禁状態に!
進化も成長もしないまま、遂にシリーズ第6弾!
内容説明
俗に「猫またぎ」といえば、猫も食わないまずい魚のことをいう。なんと、おれたちがいつも釣っている魚のことではないか!?そうやって猫にさえなめられながら、シーナ隊長率いる雑魚釣り隊は、今日も日本のどこかで雑魚を探して雄叫びを上げている。米子の海岸では手作りテントをいくつも建設して地元の人を驚かせ、富山湾では神出鬼没のホタルイカを狙って四苦八苦。八丈島では堤防からまさかのムロアジ大漁!歓喜も束の間、秘島・青ヶ島では笑えないレベルの監禁状態に!!進化も成長もしないまま、遂にシリーズ第6弾。どしゃめしゃ爆笑釣行はまだまだ続く。
目次
気分は海浜遊牧民
房総トウゴロウイワシ騒動
どこからともなくマグロやカツオがやってきて…
米子“岡本浜”に突撃開始!やるときはヤレるか?
大漁!高級根魚。やるときはやるけん
房総のイサキと小イワシを釣りまくる
青ヶ島 フライパン島漂流記
やっぱり肴はあぶったイカだ
雑魚釣り隊祭りだ。新宿三丁目
南島、マグロ・カツオ作戦
ドレイ船イシモチ釣りに出撃す
なんだこったら波や風!さむいやあ
春のオサカナさばき方教室
陸からきっぱり雑魚を釣って今季開幕
富山ホタルイカうじゃうじゃ騒動
わあ!食べるのは忙しすぎる
懲りないわしらの八丈島逆転勝負
八丈島マボロシの「キツネ」を仕留めた
おれたちは江戸川の風物詩になった
九州平戸ドタバタ遠征団始末記
でっかい獲物がじゃんじゃん
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。79年にエッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。著者多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
ドナルド@灯れ松明の火
時代
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