小学館文庫<br> カール・エビス教授のあやかし京都見聞録

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小学館文庫
カール・エビス教授のあやかし京都見聞録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094066760
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「鴨川食堂」著者が贈る新シリーズ!

京都にまつわる不思議な体験、してみませんか。
英国人ミステリー作家のカール・エビスは、京都にある名門・京洛大学に招かれ、教鞭を執っている。次回作執筆の参考にと、講義がない日には助手の九条葵と京都の街を練り歩き、日々創作の種を捜している。
まだ京都へ来てから日が浅いカールを驚かすのは、京都ならではの不可思議な出来事だ。時間や空間の概念などないかのように、安土桃山時代の逸話〈宗旦狐〉の母狐が化けた女性の姿を見かけたり、〈六道の辻〉の案内人である年齢不詳の老婆と出会ったり。京都人らしい、気遣いができるも小言を言わねば気が済まない性格の葵に振り回されながら、行く先々で、カールは科学で解明できない出来事に遭遇する。



【編集担当からのおすすめ情報】
連続ドラマ化もされたベストセラー
「鴨川食堂」の著者・柏井壽が贈る、新シリーズ!
『鴨川食堂まんぷく』と二冊同時刊行!

内容説明

英国人ミステリー作家のカール・エビスは京都の京洛大学に招かれ、日本文学の教鞭を執っている。その傍ら、次回作執筆の取材と称して、助手を務める九条葵と京都の街を練り歩く毎日だ。日本通だと思っていたカールだが、京都では驚いてばかりいる。あとをつけていた女性が突然消えてしまったり、あの世とこの世の境目といわれる場所では、霊に憑かれてしまったり。かと思えば、なんでも癒すお地蔵様を洗うと、霊が消えてふっと肩が軽くなる。この世には、目に見えないものや理屈の通らないことがある―。ベストセラー『鴨川食堂』の著者が贈る、京都発新シリーズ!

著者等紹介

柏井壽[カシワイヒサシ]
京都生まれの京都育ち。テレビ番組や雑誌の京都特集で監修をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カメ吉

84
「鴨川食堂シリーズ」の作者の作品。当然京都が舞台です。六話で構成されて読やすかった。英国人ミステリー作家で京都の大学教授のカール・エビスと助手の九条葵が京都の不思議な話を求めて巡ります。どの話にも美味しいお菓子と美味しい料理が出てきて「鴨川食堂シリーズ」より京都のガイド的要素が強めです。各話とも出てくる謎は他の京都物の作家さんの作品と被ってるのもありましたが楽しめました。冒頭から我が家の大好物の『出町ふたば』の豆餅が出てきて食べたくなりました。シリーズみたいなんで続編も楽しみにしてます。2019/09/15

佐々陽太朗(K.Tsubota)

78
京都には連綿とした人の営みによる歴史の屍が累々と積み重なっている。現代にあってもそこかしこに古さの残る京の街には、ちょっとしたきっかけで怪しい世界に足を踏み入れてしまいそうな危うさがある。現実世界と隣りあわせにもののけの住む異相世界があり、ふと何かの弾みに人が迷い込んでしまうような怖さがある。蘆屋道満、安倍晴明の陰陽師伝説(葛の葉)、横笛伝説、おかめ伝説、小野小町を慕った深草少将の悲恋伝説、現代を歩きながらその昔に思いをはせる愉しみは京都ならではのものだろう。そこかしこにちりばめられたグルメ情報も楽しい。2019/08/10

シナモン

76
購入本。京都の大学に招かれ日本文学の教鞭を執っているイギリス人作家カールの京都暮らしを描く。「宗旦狐」「六道の辻」「おかめ伝説」など、京都のちょっと妖しい伝説を織り交ぜながら物語は進む。柏井壽さんの京都ガイド本はけっこう読んだが小説は初めて。物語自体はあっさりだった。(京都人の裏ネットワークにはびびった😅)柏井さんらしくグルメ情報が盛りだくさん。小説仕立ての京都案内本といったところかな。軽く読める一冊でした。2019/09/03

いたろう

61
平家物語の研究者で、京都大学がモデルと思われる京洛大学教授のイギリス人、カール・エビス教授が、京都で出逢う不思議なできごと。すべて京都に実在する場所で、実際に伝わる怪異譚に基づいた話になっているのが興味深い。柏井さんの小説は、鴨川食堂シリーズしか読んだことがなかったが、鴨川食堂は、京都を舞台にしながら、京都のことが殆ど描かれないが、本作は、京都のあまり知られていないスポットの紹介にもなっているのがいい。そして、鴨川食堂シリーズとは異なって、全6話、ワンパターンの展開ではないのも、変化に富んでいて楽しめる。2023/01/06

ばう

52
★★ 京都の大学で教鞭をとる英国人作家カール・エビスが京都で出会う様々な不思議体験が綴られた短編集。どの話も終わり方が曖昧な感じではっきりした謎の答えが無いのがモヤモヤ。作中人物の京都人に言わせれば「それが京都いうもんどす」ということなのでしょうか?本筋とは関係ありませんが「うちは十七代しか遡れへん」という助手の九条葵の様々な言動に生粋の京都人の恐ろしさを感じた小説でした😱💦京都の名店、名所旧跡が沢山紹介されているのでガイドブックとしては大変面白いです。何故かラスト栗原君に同情してしまいました。2020/03/20

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